「あ……あぐ……ぐぶっ!?そ……そんな……こんな……ことって………」
綾は深々と自分の腹部にめり込んでいる涼の拳を、信じられないという表情で見つめていた。一瞬で窮地に立たされ、涼の嬉々とした表情とは対照的に、綾の表情には絶望の影が色濃く浮かんでいる。
「あ…綾ちゃんを離して!!」
あまりの事態に呆気にとられていたシオンがはっと我に帰り、2人の元へ駆け出す。涼はすぐに綾の身体を邪魔なものを捨てるかのように足下に放り投げると、飛んできたシオンの回し蹴りを片手で受け止めた。
ガシィッ!
「ああっ!?くぅっ…」
「くくく、 綺麗な蹴りだな、今は蚊が止まりそうな速さだが…。突き技が得意な綾と、蹴り技が得意なお前か。確かに言いコンビだな」
「な…何で…?力が…入らない…」
「くくくく…俺の使役する部下に特殊能力を持つ者がいてな…頭も容姿も最悪の全く役に立たない下賎な屑だったが、そいつの汗に含まれる成分は相手の筋力を弛緩させて弱らせることが出来た…。それを冷子に成分検出させて科学的に合成してみたんだが、どうやら成功のようだな…。あの屑もやっと役に立ったか…」
「筋肉を…弛緩…?ま…まさかあの瓶の中身ですか?この…体の怠さも…?」
「そうだ…濃縮して一瞬で効き目が出るようにしてある。あの液体から発生したガスを吸ってしまったら、もはや立っているだけで精一杯だろう?綾の得意なパンチも、お前の得意な蹴りも、攻撃力は全てしなやかな筋力があってこそだ。もちろん、防御力もな!」
涼は掴んだシオンの足首を引っぱり、シオンの身体を強引に自分の身体に引きつけると、その勢いを殺さずにむき出しの腹部に丸太のような膝を埋めた。
ズブゥゥッ!!
「う”ぅっ!?……あ……あぅ……うぐぅっ!?」
「ほらほら…どうだ?自分の得意技の蹴りで攻められる気分は?お前ほど綺麗ではないが、威力はそこそこだろう?」
ズブッ!ドズゥッ!グジュッ!ドブゥッ!!
「……うぐっ……!!?………う……ぐぶぅっ……うあぁぁぁぁぁぁ!!!」
まともに悲鳴も上げられないほどの蹴りが、膝が、爪先が、次々にシオンの腹に突き刺さった。トドメとばかりに涼はほとんど無抵抗になったシオンの背中に、後ろに衝撃が逃げないように左手を置くと、シオンを抱きかかえるようにしながら渾身のボデイブローを突き込んだ。シオンの背骨が軋むほど奥深くに右の拳が埋まる。
ドグジィィィッ!!!
「うぐうぅぅぅっ!?………かはっ……う……うぶぇあぁぁぁぁ!!!」
完全に胃を押しつぶされ、シオンの口から大量に飲まされた男子学生の精液や涼のチャームが逆流し、床に白い水溜まりを作る。顔からは血の気が引き、腰から下がガクガクと痙攣を始め、危ない状態であることが伺える。
「くくくく…背骨が掴めそうなほど深く入ったな…。あのガスの中には濃縮したチャームの成分も入っている。お前達ももう終わりだ…」
「あぐっ……うぐえぇぇぇ………。あ…ああぁ…そ…そんな……ここまで…来て……」
シオンがガクリと両膝を着く。唇はガクガクと震え、口からは絶えず胃液や精液が逆流している。シオンが落ち着くのを見計らって、涼は倒れている綾の髪を掴んで無理矢理膝立ちにさせ、ギンギンに勃起したペニスを2人の前に突き出した。 涼は自分の眼下に跪いている2人を満足そうに見下ろす。
「ほら、死ぬ前に俺のチンポに奉仕をしろ。何ならお前らの処女を奪ってやってもいいが、生憎時間がないものでな…。綾、まずはお前からだ。せいぜい気合いを入れてしゃぶれ」
涼が勃起したペニスをぐいと綾に向かって突き出す。綾は青ざめた顔で涼の顔とペニスを交互にに見ながら、震える声で抗議した。
「な…何言ってるのよ…。そんなこと…で…出来る訳ないでしょ?す…好きでもないアンタなんかの……こんなものを……」
「コチャゴチャ言ってないでとっととしゃぶれ!」
「ふざけないで!誰がアンタのなんかの……ああっ…!?むぐっ!?んぐぅぅぅぅ!?う…うむっ……んむぅぅぅぅっ!?」
涼が綾の頭を鷲掴みにすると、強引にその小さい口の中に収まりきらないほどの極太を突き入れた。綾の口が限界にまで開かれ、あまりのことに目には自然と涙が浮かぶ。
「ははははっ!そう言えばお前はしゃぶるのも初めてだったな!くくく…どうだ?初めての男の味は…?くぅぅっ……綾が…綾が俺のを…」
「むぐっ!?んむぅぅっ!!ぷはっ!!はぁ…はぁ…な…す…すごぃ…ふ…太いぃ…」
綾はたまらず涼のペニスを吐き出すが、すぐさま涼に口内を再度犯される。さらにはシオンの頭を掴み、まるで自分のペニス越しに綾に口づけをさせるように2人の唇を合わせた。
「あ…やぁっ!?んむぅぅぅっ…!?ん…ちゅっ…あ…綾…ちゃん……」
「んむぅぅぅっ……シ…シオンさ……ちゅぶっ…んむっ……あふぅっ…」
綾とシオンの2人が自分の性器にフェラチオをしている。夢の様な光景が眼下に広がり、涼は限界を突破しそうな射精感を歯を食いしばって耐える。2人はチャームの影響もあるのか、上気した顔でまるでお互いの舌を求め合うように涼のペニスに奉仕を続けた。
「ちゅぶっ…はぁ…はぁん…んむっ…あはぁ………シオンさん……」
「綾ちゃ……はぅぅっ……あ…はぁぁ…ちゅっ…れろぉぉっ……」
繰り広げられる極上の美女2人の痴態に涼はとうとう我慢の限界を迎え、奥底からせり上がってくるマグマを感じると、2人の唇にサンドされていた限界まで膨張したペニスを綾の口内に押し込み、狭い唇でペニスをしごかせた。
「んぐぅっ!?んっ…んっ…んっ…んふぅぅっ…」
「くぅぅぅっ…!!限界だ…。窒息するほど出してやるぞ綾ぁ…!舌全体で味わった後、一滴残らず飲み込め!!」
どびゅうぅぅぅぅっ!!ぶぢゅっ!ぶびゅぅぅぅぅぅっ!!
「んっ…んふっ……むぐうっ!?ぐむっ…!?ぐ……んふぅぅぅぅぅぅっ!!?」
涼は一旦ペニスを綾の口元まで引き抜くと、考えられないほどの大量の体液を躊躇無く綾の口内に噴出した。綾の頬は一瞬で風船のように膨らみ、口内から食道、胃までを白濁で満たし、飲み込めない分は口元からこぼれ落ちた。
「うぶっ…んんぅ……うぶぅっ……う……うぐ……」
「はははは……いい眺めだな…。まだ止まらんぞ…。ほら、俺を見上げながら飲み込むんだ、音を立ててな…。くくくく…お前が俺のチンポにいやらしくしゃぶりついて、その奉仕が俺を満足させたという証をくれてやってるんだ…。嬉しかろう?」
「う…うぅん……ごぎゅ…ごきゅ…ごきゅ……んふぅぅぅ……ぷはぁっ!!あ……はぁ…はぁ…はぁ…あ…あぁっ!?か…顔に……」
綾は涙を溜めた上目遣いで、喉を鳴らして涼の体液を飲み込んでいたが、その量の多さにたまらず涼が放出し切る直前にペニスを吐き出した。残った残滓が綾の顔に振りかかり、あどけない童顔を背徳的ないやらしさに染め上げてった。