「ははははっ! お前マジで変態だな! こりゃあすげぇ!」
「普通こんなの思い浮かばねぇぜ!」
 準備をしている相撲部の背後で男達が口々にはやし立てる。シオンは気絶している間に、壁に寄せられた丸椅子に背中を壁に付ける様に座らされた。冷房で冷えきった壁がシオンの背中に触れ、身体が僅かに反応する。相撲部はシオンの足を開かせると、その間に入る様に立った。相撲部はシオンの細い指を、恋人同士が指を絡め合う様に握った。
「お、起こしてもらっていいかな?」
「ああ……しかしお前、本当に大丈夫なのかよ? 海綿体骨折なんてシャレになんねーぜ?」
「だ、大丈夫だよ……。は、早くッ……!」
 ボクシング部がシオンの肋骨の下に指押し込むと、シオンの身体がビクリと跳ね上がった。
「くはあっ!? あ……あぅ……あ…………?」
 シオンは自分の目の前に突き出された相撲部の性器をまじまじと見つめた直後、顔を真っ赤にして首を振った。
「や……やぁっ! そ……それ……しまって下さい!」
「だ……ダメだよ……。も、もう……止まらないからね」 
「あ……あぁ……」
 シオンの顔から血の気が引く。頭の中には最悪の事態がリアルな映像として浮かんだ。
 シオンには現在まで特定の恋人はおろか、特別な存在として好意を抱いている相手もいなかった。当然男性経験など無い。
 シオン自身恋愛に興味が無い訳では無かったが、普段の学生生活を終えた後も、生徒会の仕事にアルバイトの論文や小説の翻訳、アンチレジストの訓練や調査報告と忙殺されそうな毎日の中、自分自身のことは常に後回しになっていた。また、基本的にクリスチャンではあったがそこまで熱心ではなく、もし特定の恋人が出来れば結婚の前にそれなりの関係になってもという気持ちもあった。
 組織に入った時、もしかしたらこの様な状況も起こり得ると覚悟はしていたが、いざ目の前に現実が突きつけられると自然と涙が溢れた。
「や……嫌……それだけは……お願いですから……」
 シオンが震える様に首を振ると、相撲部も慌てて口を開く。
「あ……か……勘違いしないでよ? も、もちろん僕だって会長と、その……したいけど……僕も経験無いし……。だ、だから僕は別の方法で会長の中に入るよ……」
 シオンには相撲部の話す内容が理解出来なかった。シオンが混乱していると、突然臍のあたりに熱い塊が押し付けられた。慌てて自分の身体を見ると、相撲部がシオンの腹に自らの男根を押し付けていた。
「えっ……? なっ……何……?」
「あっ……あぁ……すごいスベスベして……い……いくよ」
 恍惚とした表情で相撲部が呟くと、ゆっくりと自らの腰を突き出した。ズブリと亀頭の先端がシオンの臍に飲み込まれる。
「う……嘘……? うっ……ぁ……うああッ!?」
 常人離れした硬度と太さの相撲部の性器は窪んだ臍に突き刺さり、徐々に奥へと侵入して行った。あたたかく滑らかなシオンの肌が男根を包み、えも言われぬ快感を相撲部に与える。
「あっ……ああぁ……すごい……。これが会長の中なんだ……」
 一旦相撲部が男根を引き抜くと、シオンの臍と相撲部の性器が糸で繋がる。すぐさま相撲部は腰を押し付け、ゆっくりと男根をシオンの体内に侵入させた。
「はっ……はぁ……うぐっ!? くはっ……うあっ! う……うぐ……ぐふぅっ!?」
 断続的に突き込まれる槍はリズミカルに加速し、微妙に突く場所を変えながらシオンを責め立てる。息も継げない程連続で臍を責め立てた後、今度は鳩尾を目掛けて男根を押し込んだ。柔らかい感触に相撲部は夢中で腰を振る。シオンは目を白黒させながら男根を受け入れ、胸から下は相撲部の粘液でぬめぬめと光っていた。
「あうっ! あぐっ! ぐふっ! うっ! ぐぶっ! うぐっ!」
 まるで本物の性交のようにピストンを繰り返し、シオンは息継ぎをすることも出来ず責め立てられ、飲み込む暇のない唾液はだらしなく口から下がった舌を伝い胸の谷間に溜まっていった。
 酷い苦痛のためシオンは本能的に何かに掴まろうと相撲部に絡められた指を強く握る。それは相撲部の興奮を更に高まらせ、見ていた男達をも興奮させた。
「す……すげぇ……。本当にやってるみてぇだ」
「見ろよ会長の顔。めちゃくちゃアヘってるぜ……」
 最初は相撲部の変態的な行為を冷笑していた男達も、予想外に淫靡な光景に自然と手が自分の性器に伸びていた。玉の汗を浮かべながらシオンを突きまくっていた相撲部も限界直前まで昂っている。
「あっ! あっ! あっ! ああっ! で、出る! 出るよ!」
 相撲部が一旦大きく腰を引き、一気にシオンの鳩尾の中に男根を突き込んだ。半ば意識が飛びかけていたシオンはその衝撃で覚醒し、次の瞬間身体の奥で熱いものが吐き出されるのを感じた。
「ゔあぁっ! も……もう……。 ッ?! あ……熱いぃっ!?」
 男根はドクドクと脈打ち、突き込んだ肌の隙間から粘液がだらりと溢れた。相撲部はガクガクと膝を振るわせながら長い射精をし、精液は滑らかな腹筋の筋を伝ってスカートに溜まっていった。
「あ……お……お腹の中で……で……出てる……。ま……まだ……すごい量……。あ……熱いのが垂れて……」
 シオンはうわ言のように呟きながら、無意識に相撲部を上目遣いで見上げた。未だに止まらない放出を続けながら生涯味わったことの無い最上級の快感に浸っている相撲部を男達が押しのける。
「ど……どけ! 俺もやべぇんだ!」
「はぁ、はぁ……こ、こんなの見せられたら……またどろどろにしてあげるよ……」
 恍惚としていた相撲部はろくに受け身も取れずに床の上を転がった。男達は放心しているシオンの手を力任せに引いて椅子から引きづり下ろす。シオンはその場に崩れる様に女の子座りになった。
 男達は破裂寸前の怒張を突き出してシオンを取り囲む。サッカー部がシオンの長いツインテールを手で掬い上げると、乾いた砂の様にさらさらと手からこぼれ落ちた。
「い、いつか触ってみたいと思ってたけど……すげぇ。これ本当に人の髪の毛かよ……? キラキラして、すごく細くて……」
 おもむろにサッカー部はシオンの髪の毛を自分の性器に巻き付けながらしごき始めた。シャリシャリと言う小気味いい音と共に、極上の快感がサッカー部に送られる。
「あっ? やぁっ!? か……髪の毛で……」
 女性の命とも言える髪の毛で男根をしごく背徳感と快感。その感触は永遠に味わっていたいものであったが、既に身体が許容できる快感を超えており、わずか十回ほどしごいた後に限界に達した。
「くそっ! 勿体ねぇ……もうダメだ! 気持ちよすぎて…………くっ……出るっ!」
「あっ……と……透明なのが……出て……あっ? き……きゃああぁ! うぷっ……ぷぁっ……けほっ……ああぁ……」
 サッカー部はシオンの横顔に狙いを定めると、堪えきれずに放出した。透き通る様な白い肌が、更に白い情欲で汚されていく。悲鳴を上げたと同時に勢いよく白濁が口の中に入り、シオンは驚いて咽せた。
 サッカー部の放出が終わると、口の端を釣り上げたボクシング部とテニス部が同時にシオンを取り囲む。
「へへへ……また汚されちまったなぁ? 俺も楽しませてもらうぜ? 一度この胸で……してみたかったんだよなぁ……」
 ボクシング部はそう言うと、シオンの胸を隠しているトップスをわずかに持ち上げ、下から自らの男根を挟み込んだ。ぬちゃっと粘液質の卑猥な音が響き、シオンの胸がボクシング部の男根をすべて飲み込む。トップスがバンド代わりになり、手を使わなくても男根を挟んだまま締め付ける。谷間に溜まったシオンの唾液や男達の粘液が潤滑油となり、ボクシング部がピストンを開始すると、いやらしい音を立てながら極上の快楽を送り続けた。
「おぉっ!? おおぉ! すげぇ……! そこいらの女と生でするよりも気持ちいいぜ……。おら……会長……こっち見てくれよ……エロい顔でさぁ……」
「あ……ああっ!? やらぁっ……む……胸でこんな……。な……中で……暴れてる……」
 ボクシング部がシオンの顎を持ち上げる。想像もしなかった行為に涙目になったシオンと目が合った。頬を染めたまま口を半開きに開け、目が泳いで焦点が定まらない。見ようによっては快楽に悶えている様にも見え、ボクシング部の背中を興奮が駆け上がった。
「やらしい顔しやがって……そのエロ顔にまたぶっかけてやる」 
「やっ……だめぇっ……。だ……出さないで……。も……もう……白いの……かけないでぇ……」
 シオンの必死の訴えも、男の射精感を煽るスパイスにしかならなかった。胸の谷間からは赤黒い亀頭の先がぽこぽこと見え隠れし、シオンは嫌悪感で顔を背ける。
「会長……これ見て……」
 シオンの肩越しにテニス部が猫なで声で囁く。シオンが振り返ると、自分に突きつけられた男性器が真っ先に目に入った。あわてて視線を逸らすと、困った様な表情のテニス部と目が合う。
「会長がすごくエッチだからこんなになっちゃったんだよ? 責任取ってよね……」
「なっ……ど……どうすれば……?」
 夢中でパイズリを味わっているボクシング部を尻目に、 テニス部は亀頭の先がシオンの唇に触れるほどの距離まで腰を突き出す。
「……舐めて?」
「え……? こ……こんなの……な……舐められません……」
「酷いなぁ、こんなのだなんて。俺は会長がもっとエッチになるところが見たいのに」 
「なぁ……舐めてやれよ……。アンタのせいで苦しんでるんだぜ? 可愛そうだろ?」
 ボクシング部がピストンを続けながら、シオンの服の上から突起を探り、指で転がす。敏感な乳首を弄られ、シオンの身体が電気が走った様に跳ねた。
「んはぁっ!? あ……だめ……そ……そこはぁ……」
「なんだよこれ? コリコリじゃねぇか? チンポ挟んでて興奮したのか?」
「会長も気持ちよかったんだね……じゃあ……みんなで一緒に気持ちよくなろうか?」
 目を瞑って快感にビクビクと身悶えるシオンの口を目掛け、テニス部の性器がぐいと突き込まれる。突然口内に侵入してきた熱いゴムの様な異物の感触に、シオンは涙を浮かべながら目を大きく見開いた。

「むぐっ……んくっ……んんんぅ……。ぷはっ! はぁ……う……あぁん?! や……さ……先は……弱いから……んむぅっ!? んぐっ……ちゅうぅっ……」
 際どいメイド服を着て、全身精液まみれになりながらパイズリし、胸をいじり回される快感に身体を震わせながらもうひとつの男根にフェラチオをしている巨乳の金髪美少女の姿。男性なら誰しもが夢見る光景が目の前に広がっている。 
 シオンは喉奥まで男根を突き込まれないように右手で根元を押さえる。細い指が男根を軽く締め付け、その刺激がテニス部の頭を真っ白にした。男達の呼吸に徐々に獣の気配が漂い始める。シオンもその気配を察知し、焦点の定まらない目で交互にボクシング部とテニス部を見上げながら、何かを訴えるように首を振る。
 シオンの許しを請う様な様子を見た二人は一気に昂り、テニス部は失神しそうな快感から勢いよく男根を引き抜いた。粘ついた唾液がぬらぬらと光り、亀頭とシオンの口との間に橋を架ける。 
「むぅっ……ん……んぐっ……んぅっ……ぷはぁっ! はぁ……はぁ……はあぁっ……」
「くそ……もう限界だ! おらッ……口開けろ! たっぷり飲ませてやるぜ!」
「ああっ! で……出るよ! 会長がエロすぎるのがいけないんだからね! その可愛い舌に出すよ……出る出る出る出るッ!」
 男根を引き抜かれたまま開きっぱなしになっている口を目掛け、ボクシング部が最後のピストンを突き込んだ。ぱちゅんと肉同士がぶつかる音がした後、胸の谷間からわずかに顔を出した亀頭の先端から、激しい勢いで精液が飛び出し、シオンの顔中に粘液が降り注いだ。ほぼ同時にテニス部も達し、勢いは無いもののドクドクと音が聞こえそうなほど大量の白濁をシオンの口内へピンポイントに落とした。
「あぅ……こ、こんな……。あ……ああっ!? ぷあぁっ!? あぶっ……ああぁ……。え……? こ……こっちも……? お……おおおぉっ! あふっ……げふっ! 息が……お……溺れ……」
 ボクシング部は逃げようとするシオンの髪を掴んで押さえる。シオンはあまりに大量の精液を口内に注がれ呼吸がままならない。男達がようやく放出を終え、シオンが溺死しかけた所でやっと解放した。シオンが地面に倒れ込むと、口から溢れた精液が床に広がる。
 むっとする臭気と湿気が充満する部屋の中、冷子の拍手する音だけがいやに乾いて響いた。