予告


 スマートフォンのアラームが鳴った。
 神崎綾はベッドの中で少し呻いた後、スムーズに上体を起こしてアラームを切った。
 外はまだ薄暗く、時計は五時半を表示してる。
 綾はベッドから降りると、うーんと声を出しながら身体を伸ばした。洗面所に行って入念に歯を磨き、ライトブルーのパジャマを着たままルームランナーに乗って二十分ほど走った。走っている最中、綾と同じ上級戦闘員の鷹宮美樹から、十一時頃にそちらに行ってもいいかと連絡が来たので了承した。向こうもとっくに起床していて、鷹宮神社の境内をほうきで掃いている頃だろう。
 綾はシャワーを浴び終えると、タオルとパジャマを洗濯機に放り込んでから赤いチェックのスカートと黒いタートルネックのセーターに着替えた。作り置きしたサラダに両面焼きした目玉焼き、トーストで朝食を採り、再び入念に歯を磨いた。
 今日は土曜日で学校は休みだ。
 リビングと寝室にロボット掃除機をかけている間に、風呂場とトイレを掃除する。掃除が終わると先日三体の賎妖を倒した時のレポートを書き、後はのんびりと過ごした。
 BGMのように流していたテレビには、タレントが司会をするワイドショーが映っていた。
 半年前に発生した火災の特集だ。
 半年前、S区の丘の上にある廃墟になった孤児院が真夜中に出火し、全焼した。それだけであれば不審火として処理され、特に世間の耳目を集めることもないのだが、建物の中から人骨が発見されたことで当時はかなり大きなニュースになった。また、その人骨の一部が不可解に変形していたとの噂が流れたことから、オカルトマニアや個人配信業を営む者が建物に忍び込もうとして、多少の混乱が発生した。
 番組では半年ぶりに孤児院の跡地を訪れたが、いまだに立ち入り禁止のバリケードが張られており、結局のところよくわからなかったという内容の映像が流れ、その後はカルト教団のアジトや、旧日本軍の人体実験施設などといった説を支持する人間のインタビューが紹介された。スタジオにカメラが戻ると、司会と複数のコメンテーターが唾を飛ばしながら、事件を誰のせいにするかという議論が始まった。当時の管理者が悪い、いや政治家が悪いと言い合い、公式見解をいまだに出さない警察が一番悪いという結論に議論が進んでいった。
 綾はその真相を現場に居合わせた美樹から聞かされている。
 公式見解が出なくて当たり前だと綾は思った。事件が風化するを待って、しれっとありきたりな見解を出して、新聞の隅にでも載って終わりだ。孤児院を装って子供を集めて、地下で人間を人妖にする人体実験をしていましたなどと発表ができるわけがない。人間そっくりの怪物が知らないうちに社会に巣食っているなんて知れ渡ったら、疑心暗鬼で世の中が魔女狩りの時代に戻ってしまうかもしれない。
 半年前、孤児院では美樹と如月シオンが人妖討伐任務にあたっていた。篠崎冷子という強力な使役系の人妖と、それに与する蓮斗という人間が廃墟の孤児院をアジトにしており、壮絶な戦闘が繰り広げられた。蓮斗は冷子によって無理やり身体を怪物に変異させられたが、身体を維持するためには膨大なカロリーが必要になり、生命維持のために止むを得ずガソリンを吸収していた。美樹は戦闘の際に蓮斗の身体に火を放ち、孤児院は全焼。蓮斗も焼死した。冷子の死体らしきものも、美樹が地下で発見した。そして、その任務以来シオンとは連絡が取れなくなった。
 もちろん綾や美樹は必死にシオンを捜索したが、いまだに行方はわかっていない。守秘義務のため、アンチレジストは警察に失踪届を出すことも出来なかった。遺体は見つかっていないが、組織内ではおそらく建物の火災に巻き込まれており、生存は絶望的という見方が強まっている。シオンはアンチレジスト内でも慕う者が多く、深い悲しみに暮れて組織を去る者もいた。そしてシオンの失踪から時間を置かず、総指揮官のファーザーも音信不通になった。
 シオンに続き、突然の指揮官の失踪という事態に組織は混乱したが、そこを上手くまとめたのが現在臨時で指揮をとっている鷺沢だ。鷺沢は口数が少ないキャリアウーマン然とした女性だ。年齢は三十代だが上級戦闘員からの叩き上げで、それまでも副指揮官兼オペレーター達のリーダーとして組織をまとめた実績がある。戦闘訓練も担当し、戦闘員達にも顔が利く人物だ。鷺沢の指揮により、組織の結束が一層強まったと評価する者もいる。
 テレビは次のニュースに移っていた。
 日本の新興ウイスキーメーカーと、海外の大手製薬会社が提携するらしい。白いスーツに身を包んだ身なりの派手な男と、黒いゴシックロリータの服を着た金髪の女の子が並び立っている。女の子はどう見ても場違いなように綾は感じた。
「いや、すごいですね!」と、テレビの中の司会が興奮した様子でコメンテーターに言った。「もはや飛ぶ鳥を落とす勢いの我々日本が誇るクラフトウイスキーメーカー、レイズ社を率いる三神冷而氏! いやぁ、かっこいい! 私と年齢は近いのですが、同じオジサンにカテゴライズしてはいけませんね!」
 綾はチャンネルを変えようかと思ったが、金髪の女の子が気になってそのままにした。話を振られた初老のコメンテーターの男が、苦笑しながら話をした。
「いや私も先日レイズモルトを飲む機会があったんですが、これがまた個性的で素晴らしかったですよ。プレミアが付いて価格は上がる一方ですので、なかなか口にする機会がないのが残念ですけどね。しかし、なにかと噂に事欠かない三神さんも、今回ばかりは注目を奪われちゃいましたねぇ……」
「そうそうそう! 会見の内容は我々も当日まで知らされていなかったのですが、なんと世界的製薬会社アスクレピオスと業務提携に向けて協議中という電撃発表でありました! それだけでも驚きなのに、アスクレピオス側の責任者が、なんと三神氏の隣に立っているこの可愛い女の子なのです!」
 スタジオから切り替わり、会見の映像が流れた。スノウの顔がアップで映る。
『失礼ですが、なぜ財務担当の方が来られたのでしょうか? 業務提携は、本来はマーケティングや経営企画の担当では?』
『日本企業の財務は違うのかもしれませんが、組織内の資産の動きだけではなく、将来に向けた資産配分や投資案件を検討するのも財務の重要な役割です。そしてレイズ社との提携を企画したのも、この提携の責任者も私です。先ほどから皆さんは私の服装や年齢を気にされているみたいですが、我々アスクレピオスは完全な実力主義を敷いています。性別や容姿や年齢など、我々にとっては取るに足らないものです。私が代表としてこの場に立ち、提携について話をしていても、アスクレピオスとしては何ら不思議なことではありません』
 カメラがスタジオに切り替わり、司会の男が目を見開きながら「どうですかこれ!」と、まるで自分の手柄のように言った。「すごくないですかこの子!? プロフィール出ますかね?」
 女の子の写真と経歴が書かれたボードが映された。会見が終わって会場を出たところを撮影されたのだろうか。女の子はスカートのポケットに片手を突っ込み、チュッパチャプスのような棒付き飴を咥えたまま、不機嫌そうにカメラを睨んでいる。
「名前はスノウ・ラスプーチナちゃん! おっと、つい『ちゃん付け』で呼んでしまいました。はははは。なんとスノウちゃんは大学を飛び級で卒業した後、この若さでアスクレピオス本社の財務に就いている超エリートなのです! お聞きの通り日本語も堪能。しかも生い立ちはなんと創業家の次女で──」
 司会の声を遮るように、マンションのインターホンが鳴った。美樹がモニターに映っている。綾はオートロックを解除して、テレビを消した。

 突然来てすまなかったなと言いながら、美樹はルイスレザーのライダースジャケットを脱ぎ、綾に借りたハンガーにかけた。下は細身のジーンズで、長身の美樹によく似合っていた。
「構いませんよ。特に予定は無かったですから」と言いながら、綾がキッチンに入った。
 ダイニングテーブルに向かい合い、チョコレートを茶請けにしながら二人は時々他愛のない会話をしながらコーヒーを飲んだ。美樹は時々視線を横に逸らして、白いクロスが貼られている壁を見た。まるで見えない暗号がそこに浮かび上がっているような視線だった。なにか重要なことを言うタイミングを測っていることが綾にもわかった。
 やがて美樹は決心したように、「シオンのマンションに入試許可が下りた」と言った。
「……本当ですか?」と、綾が身を乗り出した。
「本当だ。昨日の深夜、マンションのコンシェルジュからメールが入っていた」
「やったじゃないですか。この半年間、全然許可が下りなかったのに」
 綾が明るい声を出したが、美樹の表情は冴えない。美樹はコーヒーカップを持ち上げ、中身を飲まずにソーサーに戻して話を続けた。
「失踪の手がかりが掴めるかもしれないと思って、失踪直後から私が友人として個人的に入室を申し込んでいたんだ。家族の許可がなければ入室は不可能だと言って今まで許可されなかったが、妙なんだ……」
「妙、と言うと?」
「お前にも入室許可が下りている」
 えっ? と綾は言って、怪訝な顔をした。美樹は話を続けた。
「そうだ。私しか申し込んでいないんだ。なぜお前の名前が出てくるのか……」
「シオンさんが、私のことも家族に喋っていたんでしょうか?」
「そうだとしても、そもそも許可を申し込んでいないお前にも許可を出すのはおかしいだろう。お前の名前は一切出していないんだぞ」
 うーんと言いながら綾は指を顎に添えた。「誰かが私も呼んでいる……ってことでいいんですよね?」
 美樹はしばらく黙ってから、「まぁ、そうなるな」と言ってカップに口を付けた。
 綾まで呼ばれた理由は不明だが、行かない理由は無いので、美樹はシオンのマンションに電話をかけた。今日は午後であればいつでも構わないらしく、短い会話をして美樹は電話を切った。
「やはり半年間、シオンのマンションには家族を含めて誰も入っていない。入室許可も、昨日向こうから一方的に来たらしい。私のバイクで一緒に行こう」と、言いながら美樹はショートホープと携帯灰皿を持って立ち上がった。「それにしても半年か……あっという間だった気がするな。シオンとファーザーがいなくなってから」
 美樹がベランダでタバコを吸っている間、綾はコーヒーのおかわりを淹れた。部屋に戻ってきた後の、美樹の身体から微かに香るタバコの匂いが、綾は好きだった。

 バイクの後ろに跨り、綾は美樹のウエストにしっかりと腕を回した。途中ファミリーレストランに寄って簡単な昼食を摂った。綾はサンドイッチのセット、美樹はアボカドとエビのサラダを注文した。代官山駅を通り過ぎたあたりで、美樹はバイクを停めた。閑静だが豪奢なマンションが立ち並ぶエリアの中で、そのマンションは一際目を引くものだった。沿道からは入り口が見えず、大きく湾曲した手入れの行き届いた並木道を通って二人はエントランスに入った。内部は間接照明がふんだんに使われた落ち着いた空間で、高級ホテルのようなカウンターに男性と女性のコンシェルジュが座っていた。
「すご……家賃いくらなんだろう」と、綾がため息混じりに言った。
「分譲だが、借りるとしたら三桁はかかるだろうな。高校進学の際にシオンは自分で別の部屋を借りようとしていたんだが、親族が無理やり買い与えたらしい。我々はアンチレジストから十分な手当てが出ているし、あいつは他に論文翻訳の仕事もしていたから、セキュリティがしっかりしている部屋を借りるくらい訳なかったんだがな。見せびらかしているみたいで気がひけると言って、シオンはあまり気に入っていなかったし、事実ほとんど誰も家に呼ばなかった。私も入るのは初めてだ」
 美樹が男性のコンシェルジュに話しかけ、身分証を提示した。コンシェルジュに話は通っており、部屋まで案内してくれるらしい。
 ダークスーツを着た男性のコンシェルジュは定規で測ったような歩き方で、シオンの部屋まで案内した。マンションには入居者用のジムやプールもあり、ガラス張りになった通路からは中庭が見えた。中庭は散歩するには十分な広さがあり、小さな川まで流れていた。並木の下に置かれたベンチでは高齢の上品そうな女性が本を読んでいた。車の音や、話し声も聞こえない。もしかしたらこのマンションの中だけ時間がゆっくりと流れているのかもしれないと、綾は思った。
 こちらでございますとコンシェルジュは言って、白い手袋をはめた手でノックをし、恭(うやうや)しくドアを開けた。
 ドアが開くと同時に、玄関ホールのダウンライトとリビングへ続く廊下の間接照明が自動で点灯した。玄関ホールだけでワンルームマンション程度の広さがあり、正面には針葉樹林を描いた油絵が掛けられていた。絵画の下にはキャビネットが置かれ、瑠璃色の玉ねぎのような形をした小さな陶器が飾られている。廊下の壁は大理石で、白とライトグレーのマーブル模様に間接照明の灯りが柔らかく反射していた。
 お邪魔します、と綾が小声で言った。美樹も靴を揃えて脱ぎ、リビングへ向かった。
 リビングはとても広く整然としており、家具がひとつ多くても少なくてもバランスが崩れてしまうほど、的確な場所に的確に家具が配置されていた。中央にはホワイトとブラウンのレザーが張られた大きなコーナーソファと黒檀のテーブルが置かれている。部屋の隅には同じシリーズのラウンジチェアがあり、サイドテーブルには洋書が数冊重ねられていた。おそらくシオンの読みかけだろうと美樹は思った。正面の壁一面が巨大なオープンシェルフになっていて、多数の本の間に、玄関ホールに飾られていたものと同じ玉ねぎのような形の陶器がいくつも飾られている。分類としては壺になるのだろうが、口径がとても小さく、水を入れるのに苦労しそうだ。瑠璃色や紫、緑色のものが多いが、中には本当に玉ねぎのような飴色をしたものや、乳白色のものもあった。
「すっご……まるでモデルルームみたい」と、綾が感心して溜息をついた。
 ──モデルルームなんかと一緒にしないで。
 不意に声が聞こえたので、綾はびくりと身体を硬直させ、美樹は咄嗟に身構えた。
 二人は声の聞こえたキッチンの方を素早く振り返ると、声の主が暗がりからリビングの灯りの下にゆっくりと姿を現した。
 あっ、と言いながら綾が口元を手で押さえた。
「なんだ? 知っているのか?」と、美樹が綾を見た。
「いや、今日のワイドショーで……。スノウ・ラスプーチナでしょ?」と、綾が言った。
「へぇ、あのくだらない記者会見も、自己紹介の手間を省くくらいの効果はあったみたいね」と言いながら、スノウが首を傾げた。顔には小馬鹿にしたような笑みを浮かべている。綾がテレビで見た服とは違うが、やはり真っ黒いゴシックロリータの服に、赤いリボンで金髪をツーサイドアップに結っている。スノウはペリエのペットボトルを三本持っており、黒檀のテーブルに置くと綾と美樹に向き直った。
「ま、あらためて……」と、スノウは言った。「私はスノウ・ラスプーチナ。製薬会社のアスクレピオスで財務を担当しているわ。あんた達には、シオンの妹って言った方が馴染みがあるでしょうね」
「シオンさんの妹!?」と、綾が驚いた。スノウがあからさまに不機嫌な顔になった。
「ちょっと、なに驚いてるの? まさか似てないって言うんじゃないでしょうね?」と言いながら、スノウがずかずかと綾の元に歩いてきた。
 えぇ……と言いながら綾は助けを求めるように美樹を見つめ、美樹は私に振るなと言わんばかりに首を振った。スノウは怒った顔で腰に手を当てながら、綾を見上げている。
「あと、あんたさっきこの部屋をモデルルームみたいだとか失礼なこと言ったわよね?」と言いながら、スノウは綾を指差した。「言っておくけれど、家具やインテリアは全てお姉様の趣味よ。あんた達が不思議そうに見ていたその陶器はローズ・キャバットの『フィーリー』。お姉様が好きで集めていて、用途はまさに鑑賞。花瓶としては使えなくもないでしょうけれど、やめた方がいいでしょうね。あと、そっちのソファとチェアはポルトローナ・フラウ。良い会社だわ。過度な装飾が無くシンプルだけど、上質とは何かを理解している。お姉様の審美眼を、見た目だけのモデルルームなんかと一緒にしないでくれる?」
 綾と美樹は顔を見合わせた。容姿はともかく、性格はシオンとは似ても似つかない。スノウはまだ怒った顔で綾を睨んでいる。ひとまず美樹が前に出てスノウに軽く頭を下げた。
「まず、入室の許可を出してくれた礼を言おう」と、美樹がスノウに言った。「私は鷹宮美樹だ。こっちは神崎綾。私とシオンは学校が一緒で、綾は学校は違うが共通の友人だ」
「へぇ、あんたが神崎綾なんだ。強いって聞いていたけれど、結構ちんちくりんなのね」
「なっ? えっ? あ、あんたの方がちんちくりんじゃない!」
 待て待て待て、と言いながら美樹が綾を押さえた。綾は背の低さを気にしている。スノウはふふんと笑いながら平らな胸を張っている。
「私はいいのよ。いずれお姉様みたいに完璧なプロポーションになるんだから」
「はっ、本気で言ってるの? 無理に決まってるでしょ。私ですらあんたくらいの頃はもっと胸あったんだから」
 綾の反撃に、今度はスノウが怒り始めた。美樹は言い争う二人の間に割って入る。なぜ初対面でここまで喧嘩ができるのだろうか。ある意味気が会うのかもしれないが、このままでは話が進まない。そして先程のスノウの言葉の中には引っかかる箇所がある。スノウが怒って退室したり、そもそも入室許可を取り消されたりしたらたまらない。
「わかったから二人とも落ち着いてくれ。綾も子供相手にムキになるな」
「子供扱いしないでよ! 言っておくけれど、間違っても私を『ちゃん付け』でなんか呼ぶんじゃないわよ」
 わかった、すまなかったと美樹が言った。「スノウ、喧嘩する前にひとつ教えてくれ」
「なに?」と言いながら、スノウは美樹を睨んだ。
「さっき綾のことを強いはずだと言ったな? なぜ綾が強いと知っている?」
「知ってるもなにも、あんた達アンチレジストの上級戦闘員で、その中でも上位なんでしょ? 強いに決まってるじゃない」
 当たり前のことを聞くなという感じでスノウが言い、美樹と綾の動きがピタリと止まった。リビングは三人の呼吸音以外は、水を打ったように静かになった。
「……なんでそれを? アンチレジストを知ってるの?」と、美樹の肩越しに綾が言った。
 スノウも落ち着いたのか、親指でソファを差しながら「とりあえず座るわよ」と言った。

※こちらの文章はラフ書きになります。製本時には大きく内容が変わる可能性があります。
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