カテゴリ: 同人誌関連

DL.siteさんでも [ERROR CODE: AYA -ASPHYXIA-] _006が 発売開始されました。
内容はBOOTHさんのものと同じになります。
よろしくお願いいたします。

※過去に発売したものの再販になります


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[ERROR CODE: AYA -ASPHYXIA-] _006

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[ERROR CODE: AYA -ASPHYXIA-] _006

以前からご要望をいただいていたDL販売を開始させていただきます。
取り急ぎ前回の「りょなけっと」で配布した新刊を登録しました。
既刊も随時登録していく予定ですので、興味のある方はよろしくお願い致します。

名称未設定-1



↓↓↓作品ページはこちらから↓↓↓


[DOPE] _017

短いですが、りょなけっと新刊サンプルのラストです。
この後延々腹責めパートが続きますので、興味がありましたらよろしくお願い致します。
金額や詳細などは印刷所さんから入稿OKが出ましたら紹介させていただきます。





「被害者がいないわけないでしょ! 養分を吸収したり、そんな怪しい薬を使ったりなんかしたら影響があるに決まってるじゃない!」と、綾が叫ぶ。アリスは鼻で笑いながら、バカにしたように首を振る。
「だからそれも了承済みだって言ってんの。もちろん私が養分を吸収したらこいつらの活力や生命力は無くなっていく。薬だって必要以上の男性機能を無理やり引き出しているんだから、反動も副作用もある。でもそれも含めて私は説明したし、全部こいつらは理解しているってわけ」
「その通りさ」と、りっぴーが笑顔を貼り付けた顔で言った。「さっきも言ったけど、僕達は全てを了承している。月に一度のこのオフ会の後は一週間はベッドから起き上がれないし、それが過ぎた後もやる気や活力は戻らない。肌は荒れて髪は抜けて、一日の大半は寝て、起きていても頭がぼーっとして何も考えられなくなる。ようやく体調が戻ってきた頃にはまたこのオフ会だ。そんな状態だから僕は大学を退学になったし、一匹蛙さんは教師の、紅の探求者さんは大手企業で研究の職を失った。でも、それの何が問題だっていうんだい? こんなに素晴らしい体験が月に一度約束されていることに比べれば、仕事や家族を失ったり家を追い出されたりすることなんて些細な問題じゃないか。そうですよね?」
 りっぴーが振り返りながら聞くと、他の男二人が頷いた。狂っている、と綾は思った。一時の欲望や快楽を満足させるために一生を台無しにするなんて考えられない。この男達に他の選択肢は無かったのだろうか。
「ま、そう言うわけだから。これ以上痛い目を見ないうちに帰った方が身のためだと思うけど?」
「アリス! それは無いだろう」一匹蛙がアリスの話を遮った。「帰すわけないじゃないか。女子高生はストライクゾーンだ。それにこんな上玉なかなかおらんぞ。心配せんでも、アリスは真っ先に犯してやる。だがこの娘ともやらせてほしい。薬を二本三本と打てば、一日と言わず、二日でも三日でも動けるだろう? その後に死んだって儂は満足だ」
 他の二人から賛同の声が上がる。
「……別にいいけど、これ以上は無理だから。上限は二本。三本以上の量を吸収したら効果が切れなくなって、何が起こるかわからないわよ」と、アリスは呆れた顔をしながら三本の注射器を取り出して手渡した。
 綾が反射的に飛び出す。背後の入り口から逃げる手もあったが、人妖を前にして逃亡することは自分自身が許さなかった。せめて注射器を破壊してから組織に通報して応援を呼びたい。飛び出した綾に対して、りっぴーと紅の探求者が覆いかぶさるように襲いかかる。多勢に無勢とは言うが、綾はなんとか二人の腕をかいくぐり、りっぴーと紅の探求者の注射器を奪って壁に叩きつけて破壊した。まだ筋弛緩剤の効果が残っているが、即効性なだけあって抜けも早いらしく、先ほどに比べて身体はかなり動くようになった。男達へのダメージも通るようになり、りっぴーと紅の探求者の顎先を狙って殴り倒す。
「ぶっふ!?」と、綾に鳩尾を突かれた一匹蛙が呻いて、膝を折って崩れた。その隙に最後の注射器を奪って床に叩きつけた。
 綾はふらふらと襲いかかってきた紅の探求者を後ろ蹴りで蹴り飛ばし、立ち上がろうとしたりっぴーの顎にフックを放った。アリスをどうしようか迷ったが、感情のない表情で睨んでいるだけで襲ってくる様子は無い。綾はうずくまる男達に背中を向けて入り口まで走り、気合いと共にドアノブを殴ってひしゃげさせた。これでドアは壊さなければ開かない。自分も一緒に閉じ込められることになるが、今の状態であれば救援が来るまでもつだろう。綾がリビングに戻る。男達は殴られた苦痛からか、呻きながらのたうっている。りっぴーと紅の探求者は殴られた箇所を押さえながら部屋の中心あたりで仰向きに、一匹蛙は自分の腹を抱えて土下座をする様に壁際に倒れていた。アリスは相変わらずベッドルームの中に立ったまま綾を睨みつけている。
「こちら綾、人妖と戦闘中──」と、綾がイヤホンを耳にはめて話す。相手からの返事を待たずに用件を言う。「ちょっと複雑な状況で、人妖が一体と、一般人の協力者が三人。応援を要請し……」
 綾が目を見開き、言葉が詰まった。
 壁際にうずくまっていた一匹蛙の身体が、更に膨らんだのだ。
「……え?」
 綾が呟くと同時に、一匹蛙が体を起こす。
 手と口の周りが血で汚れている。
 ぶふっ、と一匹蛙が咳をすると、鮮血が壁に散った。ぱらぱらと音がして、ガラス片が床に落ちる。
 綾の顔が青くなった。一匹蛙が何をしたのか気がついたのだ。床と壁に血の跡がある。
 飲んだのだ。
 おそらく舐め啜る様にして。
 あの薬液を。
 破壊された注射器ごと。
 三人分も──。
 ズンッ! と、自動車と衝突した様な衝撃が綾の体に走った。
「──えっ?」
 何が起きたかわからなかった。
 目の前が暗い。視界を一匹蛙の膨れ上がった巨体が塞いでいた。一瞬のうちに距離を詰められ、綾の鼻が一匹蛙の胸に付くくらいまで接近を許していた。綾は目だけを動かして、衝撃のあった自分の腹部を見下ろした。
 一匹蛙の太い腕が、自分の剥き出しの腹に手首まで埋まっていた。
「──え? あ……ぐぷッ……ゔッ……ぶぐッ?! ぐぇあぁぁぁぁああッ!!」
 自分の体に何が起きたのかを理解した瞬間、凄まじい苦痛が綾の脳の中で弾けた。内臓を吐き出してしまいそうな苦痛に綾は濁った悲鳴をあげながらえずく。
「ぶふふふふ……か、帰さんと言っただろう?」
 崩れ落ちる綾の身体を、一匹蛙がセーラー服の奥襟を掴んで支える。がくんと綾の頭が振れた衝撃で、イヤホンが耳から外れて落ちた。イヤホンの中からオペレーターが何かを言った気がしたが、今の綾にはそれを理解するほどの余裕が無い。一匹蛙が目ざとくそれを見つけて踏み潰した。
「ゔぁッ……がはっ……」
 ガクガクと痙攣する綾の身体を満足そうに見下ろしながら、一匹蛙が綾の腹を露出させるようにセーラー服の裾を掴んでまくり上げた。綾は強引に身体を起こされ、頭ががくんと後ろに倒れる。綾はくの字から一気に仰け反る様な姿勢にされ、腹部から胸までが大きく露出して滑らかな肌色が一匹蛙に曝された。
「ほほぅ……やはり美味そうな身体をしているな。年増女が君みたいな身体をしていても下品なだけだが、若い娘のそれはギャップがあって堪らん。そんないやらしい身体で大人を誑かしおって実にけしからん。先生がたっぷりと個人指導をしてやらんといかんな……」
 顔や身体の大部分に血管が浮き出た一匹蛙が歯を見せて笑う様はまさに怪物だった。
 ぼぢゅん! と湿った音が部屋に響いた。

サンプルは以上となります。
こちらで全体の半分ちょいでしょうか。
この後も結構腹責めが続くので、興味のある方はイベントでお買い求めください。
※推敲前なので製本版とは内容が異なる場合があります。

詳細は入稿後にあらためて発表させていただきます。




 男達は路地の奥にあるラブホテルに入って行った。
 入口のそばの小さな看板には周囲の同種のホテルに比べ三割ほど高い料金の他に「予約可」「撮影OK」「パーティールームあり」と書いてあった。綾はどうしたものかと思い、オペレーターを呼び出した。
「こちら綾。男達は『プレジデント』というホテルに入って行ったわ」
「はい、確認しました。その辺りでは高級なホテルみたいですね」
「どうしよう……この手のホテルって、一般のホテルに比べてセキュリティが厳しいって聞いたことがあるんだけど」
「そうですね、事件や事故が起きないように監視カメラは一般のホテルに比べて多いです。特に入室と退室はモニターでしっかり監視されています」
「何か方法はありそう?」
「……ホテルのパソコンに侵入して確認したら、男達はパーティールームに入ったみたいですね。フロントには追加で呼び出されたと伝えて下さい。そこはアダルトビデオの撮影でもよく使用されているので、綾さんが出演する女性のフリをすれば入れると思います」
「全く自信無いけど頑張る……」
「そうして下さい。合鍵がもらえればいいのですが、ダメな場合は一度出て下さい。他に方法を考えます」
「了解、フロントと話した後にまた連絡するから」

 フロントには仕切りがあり直接顔が見えないことが幸いしたのか(監視カメラでは見られているのかもしれないが)、それともこの様なケースが多いのか、フロントの男は綾が撮影の都合で急遽追加で呼び出されたと言うと、ほとんど疑わずにホテル内に綾を入れてくれた。最初はノックして中から鍵を開けてもらうようにと言われたが、もう撮影が始まっているからと咄嗟に嘘をつくと、あっさりと合鍵を渡された。
 綾はオペレーターに侵入成功の報告をし、通信を切った。
 これからおそらく戦闘になる。
 相手は三人だが、見た目や発言からして賎妖……人妖よりも劣る部類だろう。人妖であればわざわざ群れる必要もなく、餌が取れないなどど発言することも無いからだ。力や戦闘能力も文字通り怪物並みの人妖と比べ低く、一般戦闘員でも倒すことは十分に可能だ。ましてや上級戦闘員になれた自分なら三体でも倒すことは出来るだろうと、綾は自分を鼓舞した。
 エレベーターを上がり、一番奥の部屋に向かう。
 徐々に心拍数が上がる。
 防音が行き届いているのか、各部屋に人の気配はするのものの、声や音は全く聞こえなかった。
 おそらく廊下にも設置されているであろう監視カメラを気にしながら、綾は不自然にならない様に静かに部屋の鍵を開ける。
 男の調子外れな歌声と、やたらと明るい音楽が廊下に流れ出た。靴を脱ぐための入口と部屋は引き戸で仕切られている。ドアを開けたらいきなり部屋で男達と鉢合わせすることも考えていたので、綾は溜めていた息を吐き出した。脱ぎ散らかされた汚いコンバースやノーブランドのワークブーツの中に、小さいサイズのエナメルの靴があった。靴を踏まないようにして、綾は素早く部屋の中に入ると、引き戸の側で身を隠しながら部屋の様子をうかがった。
 部屋は思ったよりもかなり広い。
 手前の部屋はリビングになっており、その奥はベッドルームになっている。リビングの中央にガラス製の大きなテーブル。それを扇状に囲む真っ赤なソファ。そこに三人の男達が座っている。ソファーの正面に設えたモニターにはアニメの映像が流れ、りっぴーと呼ばれる男がカラオケに興じていた。癇癪を起こして叫んでいる子供の様な酷い歌声だが、綾の立てる音が消えるので好都合だ。他の二人は携帯電話をいじりながらビールを飲んでいた。三人で飲み直したのか、空き缶が乾き物と一緒にテーブルの上に雑然と並んでいる。アリスはどこに行ったのだろう。
 歌が終わり、ぱらぱらと取って付けた様な拍手が起こった。
「いやぁ、いつ聞いてもすごい声量だな」と、一匹蛙が半ば呆れる様に言ったが、りっぴーは満足げだ。
「ははは、やはり身体がスッキリすると、声の出も良くなりますよ」
「そりゃあスッキリしただろう。入るや否やアリスに玄関で即尺なんてさせれば」と、一匹蛙が汚い歯を見せて笑った。
「ものすごい征服感だったでしょう? 三人の真ん中に跪かせて、洗っていないチンポで取り囲む……。思い出しただけでまた勃起してきましたよ」
 綾は急激に気分が悪くなった。自分が今いる場所で既に行為に及んだらしい。
「それにしても……」と一匹蛙がゲップをしながら言った。「あの女子高生は惜しかったなぁ……生意気そうだが美人だったし。もう少しで胸が揉めるところだったのに、意外と力が強くて抵抗されてしまったが……」
「本当に一匹蛙さんがダッシュした時はマジかよって思いましたよ。酔っ払うと見境が無くなるの、少しは自覚してくださいよ。あれ絶対あの娘にワザとだってバレてますからね」
 三人が笑い合う。一匹蛙は美味そうにビールを飲みながら続けた。
「ちんちくりんな割に胸は結構デカかったし──もう一度会ったら絶対にどこかに連れ込んで、チンポ突っ込んでヒィヒィ言わせて、あの強気そうな顔にたっぷりと精子ぶっかけてやる……」
「わ、私もしたいですよ……。じじ、実はさっきアリスとしてる時に、あ、あの女子高生のことを思い出しながら、だだ、出したんですよ。む、むしゃぶりつきたくなる様な、ふふ、太ももしやがって……くそッ……」
 綾は自分のことまで話題になるとは思わず、本当ならすぐにでも飛び出して男達のにやけた横っ面をぶん殴りたかった。男達は聞くに耐えない下衆な内容の会話を続けているが、アリスの姿を確認するまでは我慢しようと思い耐えた。
 ふと、男達が色めき立つ。
 部屋の奥のバスルームからアリスが姿を表した。男達の視線がそれに集まる。綾もそれにつられて部屋の奥を見て、目を疑った。
 アリスはほとんど紐と言える様な水着を着ていた。
 凹凸の乏しい薄い身体に、かろうじて胸の先端と局部を隠す黒い布。同じ素材でできた二の腕までを覆う長手袋と編み込みの入ったニーソックスが卑猥さに拍車をかけている。男達は興奮した様子でソファを立ち、アリスの元に向かった。
「いやぁ眼に毒だねこれは!」と、一匹蛙がわざとらしく目頭を抑えながら言った。「まったく、そんなけしからん格好をして大人を誘うとは! アリスには徹底的な教育的指導が必要みたいだな!」
「一匹蛙先生の言う通りだよ。アリスみたいないやらしい子供には、正しい大人が矯正してあげないとね」
「わわ、悪い子だなあり、アリスは! みみみみ、見てごらん? ぼぼ、僕のおちんちんが、こ、こんなになっちゃったじゃないか!」
 男達の声は興奮のために震えている。紅の探求者は早くも下半身を露出していた。
 アリスは虚ろな目で男達を見上げている。
 一匹蛙が膝立ちになって醜く唇を突き出し、アリスにキスをしようとしたところで、綾が猛然としたスピードで飛び出した。
 突然床を蹴る大きな音が聞こえ、男達とアリスが入り口の方を見る。次の瞬間、一匹蛙がリビングの奥のベッドルームにまで吹っ飛んだ。綾はアリスを巻き込まないように一匹蛙の左頬を殴り飛ばしていた。一匹蛙の巨体がベッドに落ちる。綾は床と摩擦音を響かせながら止まり、男達と対峙するようにベッドルームに背中を向けて片膝と片手を床に着くようにして構えた。
「な……なんだ?」
 突然のことにりっぴーが綾とアリスを交互に見る。ふッ、と綾が鋭く息を吐きながら床を蹴り、呆気にとられている紅の探求者との距離を一気に縮めて腹に拳を埋めた。紅の探求者はまったく動けず、「おぶッ?!」と濁った悲鳴をあげながらその場にうずくまる。
「……え? ち、ちょっと待って! ちょっと待ってよ!」と、りっぴーが手の平を見せながら叫んだ。突然侵入してきたセーラー服の女子高生に仲間が殴り倒されるという事態に思考が追いついていないのだろう、その顔は今にも泣き崩れそうだった。「一体なんなんだよ! ぼ、僕達が君に何をしたんだ?! け、警察を呼ぶぞ!」
「呼べるもんなら呼んでみなさいよ! さっきの会話全部聞いてたから。わざと人に抱きついてきた挙句、こんな小さな女の子を集団で襲っておいて、よくそんなことが言えるわね!」
 綾がありすを背後に隠すように庇いながら叫んだ。りっぴーは一瞬身体から力が抜けたような表情になり、すぐに激しくかぶりを振った。
「き、君はさっきの……? ち、違う! 誤解だ! その子は──」
「何が誤解なのよ! 詳しくは連行してから組織で聞かせてもらうから」
 綾が胸の前で自分の指の関節を鳴らしながら距離を詰める。りっぴーは壁際まで追い詰められ、どすんと尻餅をついた。綾は反撃を警戒しながら、男の顎先に正確に狙いをつける。賤妖とはいえなるべく最小のダメージで捕獲したい。綾は息を吸いながら腰を捻って拳を引き絞った。
 どん、と背中に軽い衝撃があった。同時に、チクリと腰のあたりに痛みが走る。
「んッ?! な、何?」
 綾が振り返る。
 アリスの整った顔が見えた。
 体当たりをしたらしい。
 そっとアリスの身体が離れる。
 手に光るもの……注射器だ。
「……てめぇ、余計なことしてんじゃねぇぞ」
 小さいがドスの効いた声が、アリスの薄く開かれた唇から溢れた。
 次の瞬間、ありすの左手が残像が残るほどのスピードでうねった。
「ぐぅッ?!」
 衝撃が綾の脇腹を貫いた。綾の歯の隙間から鋭い悲鳴が漏れる。それはアリスの小さい身体と細い腕からは想像できないほど重い衝撃だった。綾は思わず膝を着いてうずくまる。
「補給の邪魔しないでよ……こっちは命かかってんだからさ」
 アリスが空になった注射器を背後に放り投げながら言った。膝立ちになったため、アリスの顔と綾の顔が同じ高さになる。正面から見たアリスの顔は表情がほとんど無く、唇もほとんど動かない。まるで人形が体の中に埋め込んだスピーカーから話しているみたいだ。
「ほらぁ……だから誤解だって言ったじゃないか」
 りっぴーが立ち上がり、うずくまっている綾を見下ろしながら言った。綾は体に力が入らず、視界がわずかに歪むのを感じる。脇腹を殴られた衝撃と、打ち込まれた薬液のせいだろう。吐き気やめまいは無いが、身体が酷くだるい。即効性の筋弛緩剤的なものだろうか。
 りっぴーが綾のセーラー服の裾を掴み、強引に綾を立ち上がらせた。
「んー? ブラしてないの? なんだ、もしかして期待してたのかな? 心配しなくてもたっぷり可愛がってあげるから安心していい……よっ!」
 ぐずり、と綾の腹部に衝撃が走った。
「ゔぶぅッ?!」
 りっぴーのごつい拳が、綾の脱力した腹部にめり込んだ。ごつい拳が剥き出しの腹に埋まり、綾の滑らかな皮膚を巻き込んで痛々しく陥没する。
「ほらほら、なに倒れようとしてるの? あんな大立ち回りしたんだから、反撃されても文句言えないよね?」
 どずん……どずん……とりっぴーは全く手加減せずに容赦無く綾の腹部に拳を打ち込んだ。りっぴーは体格が大きいため筋力もあり、小柄な綾は腹部を突き上げられるたび身体が浮き上がる。
「あ……んぶッ?! ごぶッ?! ゔッ! ゔぐッ! ぐあッ!?」
 無抵抗な綾を散々嬲り、りっぴーが満足そうに溜息を吐いてセーラー服から手を離す。綾はたまらず糸の切られた操り人形の様に床に崩れ落ちた。通常であればこんな雑な攻撃などまったく問題ではないのだが、体が思う様に動かないため全てまともに食らってしまう。
 綾は膝立ちになり、呼吸がままならずに腹部を押さえたまま、苦しさと悔しさが混じった表情でりっぴーとありすを見上げる。
「そうだ。アリスちゃん、ちょっと予定と違うけれど、今日はもうアレちょうだい」と、りっぴーが綾を見下しながら言った。
 アリスはふんと鼻を鳴らすと注射器を取り出し、りっぴーに投げてよこす。りっぴーは慣れた手つきでそれを腕に刺した。血液が注射器内に逆流し、薬液と混ざり合ってどす黒く変色する。りっぴーは「ほーっ」と間抜けな声を出しながら、薬液と混じった血液を自分の体内に注入した。
「あ……ああぁ……あはぁ……」りっぴーが虚空を見上げながら口を開け、不明瞭なことをもごもごと言い出した。「お……おおぉ……きたきたきた……」
 綾は背筋が寒くなるのを感じ、思わず身体を後ろに引きながら「な……何を打ったの……?」と独り言の様に言った。
「あぁ……男性ホルモンを超強化するやつ……みたい」と言いながら、りっぴーは片手で口を押さえ、呻いた。両方の鼻の穴から血が吹き出している。額の血管も浮き立ち、吐き気に耐えている様に見えた。
 ふん、と、りっぴーが吠える様に唸った。身体が一回りほど膨らんだ様に見える。いや、事実膨らんだのだろう。汚いフリースの袖や胸、ジーンズの太腿部分がパンパンに張っている。りっぴーは毟り取る様に身につけている衣服を全て脱いで、下着のみになった。異様に筋肉が膨れ上がった身体の中心に、勃起した男性器が下着の布を押し上げて天井に向かって脈を打っている。
 あまりの光景に、綾は自分の背中にムカデが這い上がっている様な悪寒を感じ、「ひっ」と小さい悲鳴を上げる。だが、それも一瞬だった。綾は頭を振り、気持ちを奮い立たせる様に地面を蹴った。身体の動きが鈍くても、これ以上状況を悪化させるわけにはいかない。
 右手に出来る限り渾身の力を込めてりっぴーの鳩尾を撃ち抜く。だが、りっぴーはほとんど効いていないらしい。
「ダメダメ、女子高生がこんな乱暴なことしちゃあ……」りっぴーが自分に打ち込まれている綾の右手を掴む。「不良JKには、大人がお仕置きをしなきゃね」
 どぎゅる……というすさまじい音と共に、りっぴーの鈍器の様な拳が綾の鳩尾に突き込まれた。
「ゔぶッ! ん……んぐおぉぉぉぉぉおお!!?」
 悪夢の様な衝撃に、綾は限界まで目を見開き、口から唾液を吹きながら地獄の様な悲鳴を上げた。あまりの威力に綾の身体は背中が天井に付くくらいまで跳ね上げられ、全く受け身が取れない状態で床にうつ伏せに落下した。りっぴーがしゃがみ込み、綾の髪の毛を掴んで無理やり顔を上げさせる。
「わかったかい? 殴られる方はこんなに痛いんだよ? ま、僕はあまり痛くなかったけれど」
「ゔぁッ……がふっ……くっは……」
 鳩尾を強かに射抜かれたため、綾はまともに呼吸ができず、涙と涎を垂れ流しながらりっぴーの顔を焦点の合わない瞳で見つめた。その顔を見たりっぴーは興奮度を益々高めたらしい。
「ぐっ……ふぅッ!」綾は力を振り絞り、りっぴーの顔を平手打ちにした。乾いた破裂音が響き、りっぴーの身体が僅かにぐらつく。その隙に転がる様にしてりっぴーから離れ、リビングへ移動して体制を立て直す。「くはッ! はぁ……はぁ……」
 ベッドルームの暗がりの奥から男二人がのっそりと歩いてきた。一匹蛙と紅の探求者だ。二人ともりっぴーと同じ薬を打ったのだろう。すでに服を脱ぎ捨て、垂直に勃起させた男根を見せつけるようにしている。二人とも筋肉が一回りほど膨れ、血走った目で綾を睨みつけていた。
「おお! これは驚いた!」一匹蛙が大げさに両手を広げて言った。だらしなく垂れ下がった腹に薬液で筋肉が膨らんだ手足のその姿は本当に蛙のように見えた。「すわ警察が殴り込んできたのかと思ったら、君はさっきの女子高生じゃないか。こんなに早く再会できるとは思わなかったよ。わざわざ儂にブチ犯されに来たのか? 今なら明日の朝まで抜かずに腰を振り続けてやるぞ! ぐははははは!」
「な……なんなの……?」と、綾が腹を押さえながら言った。男達三人の背後からありすが姿を表す。「どういうこと……? あんた達、人妖じゃないの?」
「ジンヨウ……? 何だいそれは?」と、りっぴーが不思議そうに言った。
「なんだ……お前あの組織の戦闘員か」と、アリスが言った。男達と綾の視線がアリスに集まる。「本当にムカつく組織だな。こっちはこっちで好きにやってんだから放っておいてくれない?」
「じじじ、ジンヨウって言うんだ。に、人間じゃないってことは前に聞いたけれど」と、紅の探求者が言った。「ア、アリスがまだ『アイス』って名乗っていた頃……じ、冗談だと思っていたよ」
「おお、そういえば言っていたな。なんでも寿命が縮むとか、英気が失われるとかいうやつだろ?」
 一匹蛙の言葉に、りっぴーが手を叩いて「思い出した」と言った。
「『アイス』時代の頃か。そう言えばそんなこと言ってたな。セックスして養分を得るだとかなんとか……あまり気にしていなかったからすっかり忘れてた」
 綾が信じられないという様子で首を横に振る。人妖と知りながら、この男達は関係していたというのだろうか。
「僕達、あるアングラサイトでね……いわゆるロリコン掲示板で知り合ったんだよ」と、綾の引きつった表情に気が付いたりっぴーが手を広げながら語り出した。「最初は持っている写真や動画をその掲示板にアップして仲間内で見せ合うのが主な活動でね。だいたいは規制がそんなに厳しくなかった頃の写真集やビデオの一部だったり、海外のものだったりするんだけど、そういうのって既にみんな持っていたり見飽きたりしているものばかりでね。供給が極端に少ないから仕方がないんだけど、みんな新ネタに飢えていたんだよ。だからそのうち、ネタを自分でこしらえる奴が出てきた。学校の運動会を盗撮したり、更衣室にカメラを仕掛けたりしてね。生々しい新ネタに興奮したし、悔しかったよ。リアルでもパッとしないし、ロリコン掲示板でも乞食みたいな存在だなんて我慢できなかった。だから僕も色々やった。バイト代をはたいて中学生と援助交際してハメ撮りをアップした時は、神だ、なんて呼ばれて崇められたよ。あれは気持ちいいもんさ。自分が特別な存在になったみたいだ。普段の生活では後ろ暗い思いをしているロリコン野郎が、勇者だの神様だのってね……。一度やると止められないし、他の神と競うようになる。その当時競い合っていた神々が、一匹蛙さんと紅の探求者さんさ」
「そ、そんな時に管理人からメールが来たんだよ。いいい、良い話があるから直接会わないか? お、オフ会しようってね」と、紅の探求者がどもりながら言った。一匹蛙が話に割って入る。
「少し遅れて待ち合わせ場所に行ったら、いやぁ驚いたね。この御二方の他に、天使みたいな女の子がいるじゃないか。高校生や中学生までなら金か脅しでどうにかなるが、小学生となるとさすがに難しくてな。誰かどうやって調達したのかと思ったら、管理人の『アイス』だって名乗られてひっくり返ったわ! まさかロリコン掲示板の管理人がロリだったなんて夢にも思わんだろう。しかも自分を抱いてくれる男を探すために掲示板を立ち上げたって言うじゃないか。まさに願ったり叶ったりだ。その後はこの男性機能を強化するとかいう薬を打ってもらって、朝までぶっ続けでやりまくりよ。いやぁ、儂の人生はこの為にあったと言っても過言ではないな。アリスとの出会い以外のことは、人生のオマケみたいなもんだ」
「そういうこと」と、アリスが面倒臭そうに言った。「つまり、ここには被害者はいないってわけ。私はこの男達から養分を得られて、こいつらは私とセックスできて満足してる。誰も困っていないの。だから邪魔しないでくれる?」

2月25日(日)のりょなけっとに参加させていただきます。 新刊はまだ制作途中ですが、下記のような雰囲気で綾が上級戦闘員になりたての頃の話を書きたいなと思いますので、興味がありましたらよろしくお願いいたします。

サークルカット



 ガソリンと排気ガスの混ざった匂いがした。
 その匂いは歩道を歩いている神崎綾のすぐ脇に連っている、渋滞した車から吐き出されている。
 車は酷い渋滞で歩行者が悠々と追い越せるほどの速度でしか進んでおらず、乗っている人達は皆険しい顔をしていた。
 綾はそれらを横目に見ながら、厚手のダッフルコートのポケットに手を入れて歩道を歩いている。さっきから何回も肩がぶつかり、小柄な綾はその度に身体がよろけた。
 二月の夜の冷たい空気に綾の吐く息が白く溶けていく。
 イヤホンからはオペレーターの定期的な指示が飛んでくる。現場は近いらしい。
「その横断歩道を渡ったら右手に見える路地に入ってください。綾さんから見て二時の方向の、薬局とアイスクリーム屋の間の路地です」
「なんだか……ものすごく暗いんだけど……」眉をハの字に下げながら綾が言った。その路地は綾が言う通り人工的な光に包まれたメイン通りとは対照的に闇が深く、奥には青や赤の毒々しい光がうっすらと浮かんでいた。「これ、任務以前に私補導されないかな? あきらかに未成年が入っちゃいけないところだよね……?」
「まぁ……綾さんみたいな人は、普通はあまり入らないですね」と、イヤホンからオペレーターの少し困った声が響く。
「いや、わかってるよ。ここまで来て引き返すつもりなんて全く無いし。上級戦闘員になって初めての任務だから絶対成功させたいし。ただ、今日ばかりは他の服にした方が良かったかなぁって……」
 と言いながら、綾は路地と自分の服装を交互に見た。ダッフルコートの裾からは茶色いプリーツスカートが覗いている。明らかに学校の制服のそれで、綾は誰が見ても部活か塾を終えた下校中の生徒に見えた。実際、綾はダッフルコートの下に白と茶色を基調としたセーラー服を着ている。それも半袖の夏用だ。これは制服ではなく自分の所属する組織の戦闘服なのだ、と言っても誰も信じないだろうし、そもそも戦闘服とは何かと聞かれたら返答に困る。仮に本当のこと……自分は人間を糧にする怪物、人妖(ジンヨウ)と戦う組織の戦闘員であり、これから人妖退治を遂行しに行くのだ。この格好は動きやすさとモチベーションを上げるために自分の好みで選んだものであり、決して自分の学校の制服ではない。そもそも自分の母校はブレザーなのだと言ったところで状況は悪化するばかりだ。そして目の前の暗い路地の奥にはラブホテルや性風俗店のネオンが怪しく光っている。セーラー服を着た女子生徒が夜中に通る道ではない。
「援助交際している不良女子高生みたいな雰囲気出していけばいいのかなぁ。誰か適当な男の人捕まえて……」
「綾さん、そんなことできるんですか?」
「……たぶん無理。逆ナンなんてしたこと無い」
「そもそも彼氏居たことも無いですもんね。モテそうなのに」
「それは余計なこと。まぁ、思い切って行くしかないか。いざとなったら走って逃げ……あっ」
 突然、綾にスーツを着たサラリーマン風の男がぶつかってきた。不意のことで、綾は小さな悲鳴を上げてよろけた。
「おーっと、ごめんよ!」
 男はわざとらしくふらつきながら、よろける綾を追いかけて覆いかぶさるように抱きついた。近距離で吐かれた男の息は、酒と生臭い食物が混ざり合った堪え難い臭いがした。
「ちょッ?! 何すんのよ!」
 身体を駆け上がってきた不快感から、綾は反射的に男を突き飛ばした。男は酷く酔っ払っているらしく、バランスが取れずに壊れた玩具の様に足をばたつかせながら後方に下がり、尻餅をつく直前に仲間らしき男二人に支えられた。
 もともと強気な顔つきの綾が歯を食いしばって噛みつきそうな表情をするとそれなりに凄みがある。突き飛ばされた男と仲間にさっと緊張が走った。
「まぁまぁまぁ! 本当にごめんなさい。この人ちょっと酔っ払っちゃって」と、汚い眼鏡と汚いフリースを身につけた学生風の男が駆けてきた。体格はラグビー選手のように大きかったが、表情は怯え切っており、両方の手の平を綾に向けながら必死に謝罪や言い訳の言葉を早口でまくしたてている。ぶつかってきたサラリーマン風の男は濁った目で綾をじっと見続けている。サラリーマン風の男の中年太りと言う言葉では片付けられないほど病的に突き出た腹が、スラックスからだらしなくはみ出たワイシャツを押し広げている。よく見るとそのスーツは季節に合っていない春夏用の薄い生地のもので、ところどころ擦り切れていた。その男を、頭の側部と後方以外の髪の毛が無くなった中年の男が支えている。目をぎょろりと見開き、血色が悪い焦げ茶色の唇が醜く窄まっていた。思わぬ反撃に遭い驚愕しているのかもしれないし、最初からこんな顔なのかもしれない。
「本当にすみません! この通り謝りますから、酔った出来事として勘弁して頂ければ……。さ、もうすぐ待ち合わせ時間ですから行きましょう。『紅の探求者』さん、『一匹蛙』さんを起こしてあげて下さい」
 紅の探求者と呼ばれたハゲ頭が、一匹蛙と呼ばれたサラリーマン風の男を抱える様に立ち上がり、綾が向かう予定の路地に向かって歩き出した。一匹蛙は濁った目で綾を睨む様に見続けている。学生風の男はその背中をさする様にしながら、綾を振り返って何度か頭を下げた。
「何あれ……」綾は眉を寄せたまま、誰に言うでもなく呟いた。ぶつかった衝撃か、イヤホンからは小さなノイズが流れている。やがて霧が晴れる様にノイズが消え、「大丈夫ですか?」とオペレーターが心配そうに言った。
「あ、うん、ちょっとトラブル。少し絡まれただけだから。ただ、変な男達が先に路地に入って行っちゃった。この後私が行くと後をつけてるいみたいでやだなぁ……」
「変な男達?」
「三人組で、若い男が一人と、オジサンが二人。ハンドルネームみたいな名前で呼んでいたから何かのオフ会の帰りかも……」
 お世辞にも華やかとは言えないし、そもそも繋がりが全く見えない連中だった。相当酒も飲んでいる様子であったし、路地の奥に消えて行ったことからこの後の行動が容易に想像できる。酒を飲みながらどの様な会話をしていたのか、あまり内容を想像したくない。
 綾は一呼吸置くと、気持ちを入れ替えて路地に向かった。
 わかっていたとはいえ、客引きや通行人が不思議そうな顔で綾を見る。綾はなるべく通りの端を、家に帰るための近道なのだという風を装って歩いた。思いの外帰宅が遅くなったので、普段は通らないこの道を仕方なく歩いているのだという様に。幸い、声をかけられることは無く、警察の姿も見えなかった。
 ふと、自動販売機の前にたむろしている先ほどの三人の姿が見えた。三人は飲み物も買わず、輪になって談笑している。てっきりどこかの店に入ったとばかり思っていた綾は心の中で舌打ちをして、携帯電話を弄るふりをして電柱の陰に隠れた。適当に電話帳を開き、早くどこかへ行けと念じながら男達を見る。三人は笑みを貼り付けたまま、身振り手振りで大げさに話している。何をそんなに嬉しそうに話しているのか。
 綾はオペレーターに断ってから通信を切ると、男達の近くの塀に向かって集音マイクを投げた。それはビー玉程度の大きさで、スポンジの様な素材に包まれているので何かにぶつかっても音がしない。そして衝撃が加わると粘着質のゲルが出て壁や地面に貼り付く。集音マイクは無事に男達の近くの塀に貼り付き、周波数を合わせた綾のイヤホンから声が聞こえてきた。
「いやぁ……それにしても今だに信じられないですよ。一匹蛙さんや紅の探求者さんと出会うまでは、ずっと独りで苦しんでいましたから」
「そ、それはこちらも同じですよ『りっぴー』さん。ここ、この出会いはまさに奇跡です。同じ苦しみを抱えるもの同士、そ、相互補助の精神は欠かせない。た、ただ、残念ながら我々の様な存在の母数は少ない……。大っぴらに正体を明かすことは、ままま、まず出来ないですからね」
「失礼、吐いてスッキリしました。再会が嬉しくてつい飲みすぎまして……。へへ、紅の探求者さんが言った通り、同じ問題を共有するこの同志達の結束は何よりも強いものです。エリートどもは難なく欲望を満たし、餌を採れるというのに、我々はその『おこぼれ』にあずかることも出来やしない。持って生まれた者と、何も持たずに生まれた者の差のなんと悲しく残酷なことか……」
「まぁまぁ、暗い話をしても始まりません。とにかく今は相互補助できる幸運に感謝しましょう。これから仲良く『餌』を分け合うんですから……」
 何の話をしているのだろうと綾は思った。
 話し振りから何か後ろ暗い内容であることは理解できたが、どうにも回りくどい言い方で気持ちが悪い。ただ、「餌」という単語に嫌な予感が湧き上がった。人妖は人類の異性との粘膜接触によって養分を得る。そして人妖の中には人類を「餌」と呼称する個体が少なくない。
「おっと、噂をすれば餌が来ましたよ……」と、りっぴーと呼ばれた学生風の男が小声で言った。
 他の二人の男と綾がその視線の先を追う。
 暗い路地から女の子……おそらく十代前半と思しき少女が男達に向かって歩いてきた。
 少女は肩に着くくらいの長さの綺麗な黒髪で、黒づくめのロリータファッションを見に纏っている。顔つきは整っているが、怯える様な表情で俯いたまま歩いていた。唇をキュッと結び、どこか悲壮感を漂わせている。
「やあやあ『ありす』ちゃん! また会ったね」
 りっぴーが走ってくる我が子を受け止める時の父親の様に腕を広げたが、「ありす」と呼ばれた少女はそれを無視して、俯いたまま男達の輪の中に入り「あまり見られると……」と消えるような声で言った。綾の表情に不安の色が浮かぶ。
「あああ、相変わらずせっかちだなぁ。ま、わわ、私達もこんな所で、きき、君みたいな女の子連れ回していたら、い、いつ職質されるかわからないから別にいいんだけどどど……」
「最終的にはどうせ”する”んだから早めに行きますか。本当はありすちゃんとの再会を祝して二次会でも行きたいところですが、コンビニで酒を買って部屋で飲んだ方が何かと楽そうだ」
 男達が「ありす」を囲む様にして路地の奥へ移動し始めた。綾はイヤホンの周波数を切り替えると、気がつかれない様に男達を尾行しながらオペレーターに簡潔に状況を伝えた。

りょなけっと7に参加いたします。
配布物はまだ作り始めたばかりですが、久し振りに文章メインのものになる予定です。
よろしければ是非お立ち寄りください。

_りょなけっと7
_2017/02/26(日) 11:30〜15:00
_東京卸商センター3F展示場
_http://www.ryonaket.com/top.html

サークルカット2_edited-2

サークルカット2_edited-1

_イベント
 コミックマーケット91

_日時
 2016年12月31日(3日目)

_場所
 東京ビックサイト 東ホール タ56b

_新刊タイトル
【Mezzanine】

_内容
 B5サイズ フルカラー28ページ(文章部分9ページおよび奥付1ページはモノクロ)
 イラストは7シーン差分含め13枚(綾3シーン、美樹2シーン、シオン2シーン)
 キャラ紹介1枚(カラー)

_配布価格
 1,000円前後を予定

_注意
 今回の新刊はリョナはほとんど無く、当サークルのオリジナルキャラクターを使った二次創作的な内容になりますので、当サークルのキャラクターやストーリーと直接的な関係はありません。
 また、ストレートな性描写が苦手な方はご注意ください。
※名義も二次創作用の「basement」を使用しております。


_サンプル(美樹)

 プールに併設された男子更衣室の中央には五人ほどが座れる大きさの長椅子が置かれているのだが、それはもっぱら荷物置きとして使われている。プロスポーツ選手が使う様なパーソナルスペースが確保された広いロッカールームならばさておき、一般的な更衣室というのは換気も悪く、こもった湿度やカビの臭いで一秒でも早く出たいと全員が思っているからだ。
 だから今日の様に練習を終えた後の水泳部員が三人、濡れた水着を着たまま長椅子に横並びで座っていること自体とても珍しいことだった。
「……どうする?」
「どうするって言われても……なぁ?」
「……チャンス」
「え?」
「チャンスだろこれ? お前らも、いつかヤリてぇって言っていたじゃねぇか。いつも澄まし顔の堅物のくせに身体はよ……クソッ! いつかヒィヒィ言わせてやりぇと思っていたんだ」
「……落ち着けって。とりあえず、一回聞いてみるってのは?」
「なんて聞くんだよ? こんな格好して何してたんですかって聞くのか? 今まで黙っていたけれど実は私コスプレが趣味なのとでも答えられたら、ああそうですかって言って写真返すのかよ?」
 部員の一人が興奮した様子で封筒の中から写真を取り出すと、指に挟んでひらひらと振った。三人の視線がその写真に集まる。
 三人が練習を終えて更衣室に入ると、室内には不思議な甘い匂いが漂っていた。頭がくらくらして、動悸が早くなりそうな匂いだった。そして長椅子の上には数枚の写真が入った封筒が置かれていた。練習前にはたしか無かったはずなのに……。
 写真にはこの学院の水泳部部長、鷹宮美樹が写っていた。
 美樹は水泳をはじめとした運動全般が得意で、おまけに成績も上位だ。実家は神社で、早朝や休日には巫女の仕事もしている。部長としての仕事や指示も的確で、悩んでいると向こうから声をかけてくれるなど面倒見も良い。
 唯一の欠点は、硬いこと。
 笑顔を見たことが無いと言われるほど笑わず、冗談も全く言わない。

 だから、写真に写っている美樹の姿は驚くべきものだった。

 写真の中の美樹は緋色の丈の短いプリーツスカートを履き、ノースリーブで胸元のみを隠すような白衣を着ていた。腹部や肩のあたりからは黒地のインナーが覗き、右手には鈍く光る手甲を嵌めている。まるで巫女を模したアニメのキャラクターのような格好だった。撮影場所は深夜のどこかの路地裏のようだ。写真の中の美樹はナイフを持った相手に表情一つ変えず、斬撃を手甲で受け流しながら一撃で相手を昏倒させていた。
 写真を見ているうちに、部員達の頭の中がチリチリと痛み出した。甘い匂いも強くなっている気がする。
「趣味なのか理由があるのかは知らねぇけどよ、まともじゃねぇだろ? こんな格ゲーのキャラみたいな格好してチンピラ相手に大立ち回りしているなんて……それに」男子部員が封筒を見る。定規で引かれた様な文字で<秘密>と書かれている。「これを送りつけた奴は、部長の秘密だって言ってるぜ。俺たちにチャンスをくれたんだ。何回あの身体で抜いたと思ってんだよ……俺は独りでもやるぜ。来たけりゃお前らも来いよ」
 男子生徒の一人が立ち上がる。腰に掛けていたバスタオルが落ちると、水着を押し上げるようにして彼の股間が大きく隆起しているのがわかった。残りの二人も顔を見合わせると、互いに頷いた。
「確かに、一度思い知らせてやった方が部長のためかもな……あの硬い性格のままだったら将来苦労するだろうし、女らしい振る舞い方を教えてやるか」
「俺もそう思うわ。それに最近忙しくて抜いてないから溜まってるしな……」
 唾液の分泌が多くなり、心臓の鼓動が早くなる。
 甘い匂いは増々強くなっていた。

「鷹宮部長……ちょっといいすか?」
 独りで居残り練習をしていた美樹は男子部員の声に振り返った。美樹をよく知らない者が見れば怒っている様な表情に見えるが、付き合いの長い部員たちはそれが何の感情の揺らぎも無いごく普通の表情であることを理解していた。
「……どうした?」
 表情を変えずに美樹が聞く。
 おそらく何かの間違いで、神様が美樹を創る時に最高のパーツだけを使ったのだろうと部員たちは思った。たまに見かける生徒会長も大概だが、美樹も負けず劣らず近寄りがたいような美しさだ。美樹の細い顎から水滴が滴り、競泳用の水着を押し上げている胸に垂れる。男子部員の一人がそれを見てゴクリと唾を飲み込んだ。
「お前達ももう少し練習するのか? 何ならフォームくらい見るが」
「いや、フォームよりも見てもらいたいものがあるんすよ。コレなんですけど……」
 写真を見た瞬間、切れ長の美樹の目が微かに大きく開いた。明らかに動揺している。
「あれ? どうしたんすか? 部長、驚いた表情できるんですね」
「……どこでこれを?」美樹の目が鋭く光る。弓矢で射抜かれるような視線に、男子部員達は微かに怯んだ。「お前達には関係の無いことだ。忘れろ。関わるとロクなことが無いぞ」
「そ、そんなこと言っていいのか?」後ろに控えていた男子部員の一人が微かに声を震わせながら言った。「前からその命令口調が気に入らなかったんだ……事情は知らないけれど、バレたらマズいんじゃないか? 何ならここにいない奴がデータ持っているから、ネットにバラ撒いたっていいんでだぜ?」
 ハッタリだった。写真だってついさっき手に入れたものだし、送り主もわからない。もちろんデータもどこにあるかわからない。だが、美樹は確かに動揺したようだ。
「それは……やめた方がいい」
「だったらタダって訳にはいかねぇな……向こうで落ち着いて話しようぜ? こんな開けた場所じゃあいつ人が来るかわからないしな。ちょうど男子用のシャワー室が空いてるんで……」

「そんなに怖い顔すんなよ……楽しもうぜ?」
「そうだよ。別に痛い目に遭わせたり金取ろうって訳じゃあないんだからさ……」
「ただ、ちょっとコレを気持ち良くして欲しいだけですから」
 美樹が体を捩ると、鉄パイプとゴムホースが擦れて軋んだ音を立てた。男子生徒達はシャワー室に入ると、すぐさま美樹の両手首を頭の後ろに回した状態でシャワーの配管に拘束した。強引に胸を突き出すような姿勢をとらされ、青色の競泳水着が美樹の濡れた身体のラインを浮かび上がらせた。男子生徒達は誰ともなく水着を脱ぎ、腹に付きそうなほど反り返った男性器を見せつけるようにして美樹を取り囲んだ。
「くっ……」美樹が悔しそうな声を漏らしながら歯を食いしばる。必死に自分を取り囲む男性器から顔を背けようとするが、それでも自由度はたかが知れている。「止めろ……こんなことをしても、何もならんぞ……ッ」
「大丈夫だよ。少なくとも俺達は気持ち良くなるから……」部員の一人が美樹の腋に亀頭を擦り付けながら言った。「へへへ……部長の腋、気持ち良いなぁ。スベスベで……」
「じゃあ……俺はこっちで」もう一人が鳩尾のあたりの布を摘むと、美樹の皮膚を傷つけないように気をつけながらハサミで切り取った。下乳のあたりに丸く穴が開き、化学繊維が胸の張力に引っ張られて大きく広がる。男子生徒がそこに男性器を突っ込むと、仰け反って声を漏らした。「おぉ……部長の胸やべぇ……。スベスベの風船にチンポが包まれてるみたいで……あぁ……」
「お、お前達、変な気を起こすな……今止めるのなら、このことは忘れてやるから……」
 美樹の言葉に、部員三人が舌打ちをする。
「あのさぁ……部長のそういう態度が前から気に入らなかったんすよね」
「そうそう、黙ってりゃあ美人なのに、そういう上から目線なところがな」
「マジでムカついたわ。このまま腋に出して勘弁してやろうかと思ったけれど、自分の立場を教えてやった方が良さそうだな」
 左右から美樹の両腋を嬲っていた男子部員達が、男性器を美樹の顔に向けてしごきだした。胸に男性器を埋めている男子部員も腰の動きが早くなる。
「な……何を……する気だ?」
「なにカマトトぶってんだよ? 男がこの後どうなるかなんて知ってるだろ? 何日も溜めた濃い精液をたっぷり顔にぶっかけてやるよ」
「へへ……綺麗な顔がベトベトに汚れると、ものすごく興奮するよな……。その性格ならどうせ精液の味も知らないんだろ? たっぷり味わえよ」
「胸の中でも盛大にブチ撒けてやるよ……やべ、腰止まらねぇ……」
「なッ……や……やめろ……ッ」
 男性器は猛烈な悪意を持って美樹の顔に銃口を向けている。美樹は歯を食いしばって必死に顔を背けようとするが、拘束がきつくほとんど身動きが取れない上、その様子は男子部員達の嗜虐心を更に昂らせた。部員たちは美樹の腕や腋、胸に男性器を押し付けながら、射精に向けて興奮度を加速させる。男性器をしごく手はどんどん早くなり、パンパンと小気味良い破裂音を立てながら美樹の胸に腰を打ちつけている男子生徒は歯を食いしばって一秒でもその快感を長く味わおうと耐えている。
「……お前達……恥ずかしくないのか? こんなことをして……」
「うるせぇな。誰のせいでこんなにガチガチになったと思ってんだよ。責任取れよ?」
「まぁ一発出してやったらしおらしくなるだろ。女として自覚を持ってもらわねぇとな」
「ほぉら……もう直ぐ出るよ……その綺麗な顔にたっぷり……」
「くっ……貴様ら……」
「部長の胸マンコやべぇ……チンポ溶ける……おぉ……うおッ!?」
 胸を犯していた男子部員の腰が震えると、男性器が爆発したかと思うほど激しく脈打った。同時に、胸の間にドロリとした熱い粘液が吐き出され、柔肉に染み込む様に広がってゆく。
「んあぁッ?! む……胸が……あぁ……」
「俺も出る……こっち向けよ……うッ!」
「ああッ……出るッ……部長の顔に出すよッ……あああッ! 」
 美樹の顔を狙っていた男性器もほぼ同時に爆発し、何の躊躇いも無く美樹の顔に精液を浴びせた。若い身体から放たれた精液は勢いと量が物凄く、強烈な臭気と共に美樹の身体に纏わり付いた。

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※文章、画像は全て縮小、切り取り処理をしております。また、修正は意図的に大きくしています。

_イベント
 コミックマーケット91

_日時
 2016年12月31日(3日目)

_場所
 東京ビックサイト 東ホール タ56b

_新刊タイトル
【Mezzanine】

_内容
 B5サイズ フルカラー28ページ(文章部分9ページおよび奥付1ページはモノクロ)
 イラストは7シーン差分含め13枚(綾3シーン、美樹2シーン、シオン2シーン)
 キャラ紹介1枚(カラー)

_配布価格
 1,000円前後を予定

_注意
 今回の新刊はリョナはほとんど無く、当サークルのオリジナルキャラクターを使った二次創作的な内容になりますので、当サークルのキャラクターやストーリーと直接的な関係はありません。
 また、ストレートな性描写が苦手な方はご注意ください。
※名義も二次創作用の「basement」を使用しております。

_サンプル(シオン)


「へぇ……いい家具揃ってんな」
「そうだな。初めて入ったけれど、もっと無機質な部屋だと思ったぜ」
 三人の男子生徒達は生徒会長室の中を物珍しそうに見回しながら、口々に感想を言い合った。部屋の隅にはメイド服に似た戦闘服を着たシオンが俯きながら、落ち着かない様子で指を組んだり解いたりしている。
 男子生徒達はひとしきり会長室の中を物色すると、誰ともなく全員が服を脱ぎ始めた。複数の全裸の男と際どいメイド服を着た女が一つの部屋にいる。落ち着いたカフェの様な会長室は、異様な雰囲気に包まれた。
「あの……」シオンが俯きなが言った。「本当に、これで皆さんが助かるんですよね……?」
 先日、男子生徒達に奉仕を強要させられ、なんとかその場は収まった。しかし翌日シオンが登校すると、靴箱に新たな封筒が入れられていた。中には昨日シオンが男子生徒達に奉仕している時の写真と、一週間以内に犯人を見つけられなかった場合は再び男子生徒達に奉仕をすること、奉仕しなかった場合は男子生徒達を手にかけるといった内容の手紙が入っていた。そしてシオンの調査にも関わらず男子生徒達を拘束した犯人は見つけることができず、被害者である男子生徒達も調査に非協力的……むしろ妨害するような素振りであったため、あえなく今日の期限を迎えてしまった。
 男子生徒達は下卑た笑いを浮かべながら残念だと言い合い、シオンに先日の戦闘服を着たまま生徒会長室で待機するように命令した。
「俺達も殺されたくないんだ、助けてくれよ会長」男子生徒の一人が会長室のソファに座りながら言った。足を開くと、既に勃起した男根が天井に向けて垂直に立ち上がる。「んじゃ、頼むぜ?」
 シオンは下唇を噛みながら男子生徒の足の間にひざまづくと、男根を両手で恐る恐る上下にしごいた。シルクの白手袋と包皮が擦れ会い、しゃりしゃりと音を立てる。
「うおっ……!? やべぇ……力加減が絶妙で……」
 ソファに座る男が仰け反ると、他の男達も息を荒げながらシオンを取り囲んだ。無理もない。金髪の美少女メイドが床にひざまづいて、ソファに踏ん反り返る男の肉棒に奉仕しているというシチュエーションだけで興奮するのだ。そしてそのメイドが自分達の憧れの生徒会長だとしたら、正気を保つ方が難しい。
「口も使えよ……頭良くても、こっちの覚えは悪いのか?」


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※文章、画像は全て縮小、切り取り処理をしております。また、修正は意図的に大きくしています。

冬コミを目指して制作していた本が、無事に印刷できる状態になりました。
何かトラブルが起きなければ当日に新刊が出せますので、興味がありましたらよろしくお願いいたします。

_イベント
 コミックマーケット91

_日時
 2016年12月31日(3日目)

_場所
 東京ビックサイト 東ホール タ56b

_新刊タイトル
【Mezzanine】

_内容
 B5サイズ フルカラー28ページ(文章部分9ページおよび奥付1ページはモノクロ)
 イラストは7シーン差分含め13枚(綾3シーン、美樹2シーン、シオン2シーン)
 キャラ紹介1枚(カラー)

_配布価格
 1,000円前後を予定

_注意
 今回の新刊はリョナはほとんど無く、当サークルのオリジナルキャラクターを使った二次創作的な内容になりますので、当サークルのキャラクターやストーリーと直接的な関係はありません
 また、ストレートな性描写が苦手な方はご注意ください。
※名義も二次創作用の「basement」を使用しております。

_サンプル(表紙)
サンプル2


_サンプル(綾)

 神崎綾はふらふらと階段を登ると、屋上に通じるドアのある踊り場に腰を降ろした。太ももに片肘をついて手の平に額を乗せると、肩に触れるか触れないか程度の長さの明るめの茶髪が重力で垂れて手の甲に触れる。
 ドアの前には使われなくなった机や椅子がバリケードの様に乱雑に置かれている。
 屋上は立ち入り禁止のため、わざとそうしているのだろう。
 人が来ることはほとんど無いから、綾は悩み事がある時は決まってここを訪れた。
 はぁ……と綾は長い溜息を吐いた。
 濃紺のダブルのブレザーに包まれた背中が微かに震えている。
「なんで……」綾が自分にしか聞こえない声量で呟いた声は、遠くから流れる部活動の声にすぐにかき消された。自分の髪から微かに香るシャンプーの香り。綾は顔を上げて右手に握りしめている写真を見ると、震える様なため息を吐いた。「……どうしよう」
 今朝、自分の靴箱の中で写真の入った茶封筒を見つけた。茶封筒は所々がヨレて古ぼけており、差出人も宛名も書かれていない。
 中に入っていた数枚の写真には、埠頭の倉庫群に佇む自分の姿が写っていた。
 覚えている。
 四日前の深夜に任務をこなした時のものだ。もちろん写真の中の自分は、いま身につけている母校の制服とは違う、組織から支給された戦闘服を着ている。戦闘服と言ってもショート丈になったセーラー服の様なもので、様々な機能はあるが一見して普通の服に見える。デザインも自由で、セーラー服を着たことが無い自分の憧れもあってこのデザインをリクエストしたものだ。写真は時系列になっていて、自分が大柄な男数人と対峙し、男の攻撃を難なく躱しながら打撃数発で全員をノックアウトする一部始終がはっきりと映っていた。

(明日の二十二時。この格好をして一人で体育倉庫に来い。来なければこの写真を個人情報付きでネットに流す)

 写真の裏には汚い字でそう書かれていた。
 ぐしゃり……と綾は写真を握る。歯を食いしばりすぎて折れそうだ。これは組織の存在が明るみに出る危機だと綾は思った。綾の所属する組織は人類を養分とする生物、「人妖」の発見と処分を目的としている。人妖は見た目は人と全く変わらないため、すでに多くが社会に紛れていると考えられている。一般に知れ渡ったらパニックが避けられないため、人妖や組織の存在は徹底した秘密主義が取られているのだ。もし自分の写真がきっかけで組織の存在が明るみになればと考えるとゾッとする。
「行くしか……ないよね」
 綾は頭を振りながら呟いた。組織の存在を知られるわけにはいかない。おそらく相手は一般人だ。隙を見て対処するしかない……。

 体育館の中は真っ暗だったが、よく見ると壁から一筋の光が漏れていた。壁に埋め込まれるように設計された体育倉庫の灯りが点いている。
 ごくり……と綾の喉が鳴る。
 母校の制服とは違う、短く茶色いプリーツスカートの裾を握ると、革の手袋が泣く様な音を立てて軋んだ。
 時刻は二十二時ちょうど。
 綾がなるべく音を立てないようにノックをすると、中からくぐもった声で「おう、入れ」という声が帰ってきた。思いつめた気持ちで鉄製の重い扉を開ける。
「おぉ……誰にも見られていないだろうなぁ?」
 積み上げられた白いマットの上には、灰色のツナギを着た男が座っていた。胸元に紺色の糸で「野崎」と刺繍されている。歳は四十代そこそこに見えるが、でっぷりと突き出た腹が怠惰な生活を思い起こさせた。
「……野崎……さん」
「まさか本当にその格好で来るとはな……。よくわからんが、止むに止まれぬ事情があるんだろう? それにしても、実際に見ると本当にエロい格好だなぁ」
 語尾を伸ばすしまりの無い声で野崎が言った。よりによってこの男か……と思い、綾は下唇を噛んだ。野崎はこの学校に体育教師として籍を置いているが、素行が悪く現在は授業や担当を受け持ってはいない。たまに用務員の様な雑用をしているところは目にするが、ほとんどは巡回と称して学園内を徘徊しているだけだ。盗撮用のカメラを仕掛けているとか、女子の持ち物を盗んでいるとか、悪い噂には事欠かない。
「いやぁ驚いたぜ神崎……最初は変な趣味でもあるのかと思ったぞ?」野崎が嫌らしい笑みを浮かべたままのっそりと立ち上がると、綾の背後に回り込む様にゆっくりと近づく。耳元に顔を近づけて、匂いを嗅ぐように鼻をすんすんと鳴らした。「まさか神崎がコスプレみてぇなセーラー服着て、ゴロツキ相手に大立ち回りとはな……度肝を抜かれたぜ」
「……写真」
「あぁ?」
「写真……返してくれませんか?」
 綾が背後の野崎を振り返り、出来るだけ低い声で言った。部屋の中を沈黙が包み、耳の奥がきぃんと鳴る。気圧されながらも至近距離で綾の整った顔を見た野崎は泣き笑いの様な曖昧な表情を浮かべていた。ヤニで汚れた歯と黄色い斑点のある白目が目に入り、綾は本能的に顔を逸らした。
「へへ、なんだよずいぶん思いつめてんな……ただならぬ事情ってやつか? 正体がバレるとまずい正義の味方でもしてんのかよ?」
「……言う必要は無いです」
「ふん……ま、俺は別に神崎が何をしていようが興味は無いんだがなぁ……」いきなり野崎の両手が背後から綾の胸を鷲掴みにした。ぐにゅぐにゅと捏ねる様に動かすと、張りのある肌と弾力が野崎の芋虫の様な指を押し返す。「この身体には滅茶苦茶興味があるんだよなぁ。それにこのエロいセーラー服……前から目をつけていたが、この写真を手に入れてからは何回も抜かせてもらったぜ」
「いッ?! や……このッ!」
「暴れんじゃねぇ! 自分の立場わかってんのかぁ? 変な気起こしてみろ。もうクリック一つで拡散する準備は出来てるんだぜ? 何なら今すぐやってやるぞ」
 野崎が画面の割れたスマートフォンを取り出す。どこかのSNSの画面が見えた。
「ぐっ……や、やめ……」
「やめてほしいんだろ? だったらそれなりの態度をしろや……」
「くっ……」
 野崎に背中から抱きかかえられる様な体勢で抵抗していた綾の動きが弱まる。振り返る様にして憎々しげに野崎を睨みつけるが、野崎は意に介さずにべとつく様な笑みを浮かべている。
「へへ……そういや何回もズリネタにはさせてもらったが、お前と実際に話すのはこれが初めてだなぁ。まずは挨拶代わりにキスでもしようや」
 綾の顎に手を当てて顔を動かせないように強引に固定すると、野崎は蛇が獲物に噛み付く様な素早さで綾の唇を吸った。
「んぅっ?! んんんッ!」
「んふふふ……ぢゅる……」
 野崎は左手で綾の胸をこね回しながら、右手で抱え込む様に綾の顔を押さえて唇と舌をねぶる。キスとはとても呼べない様な暴力に綾の目からは自然に涙が溢れた。粘度の高い体液にまみれたナメクジの様な舌の蹂躙は数分間続き、ようやく野崎は何本も糸を引きながら綾の唇を解放した。
「ぶはぁっ……へへ、どうだ? 気持ち良かっただろ?」
「うぁッ……はぁ……はぁ……」
「……何を泣いてるんだ? まさか初めてだったのかぁ? ひひ……気に入ったぜ。抵抗したらわかってるな?」
 ぶちゅっ……と音を立てて、再び野崎が綾の唇を吸う。放心状態で半開きだった口に強引に舌をねじ込まれ、綾は大きく目を見開いた。唇を奪われたと同時に錠剤の様なものが綾の口内に放り込まれたらしく、野崎の舌によって奥まで押し込まれた。一瞬のことに綾は考える間も無く反射的にそれを嚥下する。
「ぷはっ……はぁ……な、何……?」
「へへ……まったく至れり尽くせりだぜ。写真に加えて即効性の催淫剤まで用意してくれるなんてなぁ……今夜は楽しもうや」
「さ、催……淫……? う、うそ……んあぁッ?!」
 野崎が胸を揉みながら綾の首筋に舌を這わせ、右手をスカートの中に入れる。舌が首筋に触れた瞬間、綾の体がビクッと跳ねた。
「ん? なんだブラつけてねぇのか? へへ、満更でもねぇじゃねぇか……高校生だったら、これから自分が何をされるかわかるだろ? なぁ、神崎?」
 下水が泡立つような声で野崎が言った。ぞくりと綾の背中に鳥肌が立つ。だが、同時に血液が沸騰する様なゾクゾクとした感覚が太ももの辺りから湧き上がってきた。先ほど飲まされた催淫剤がもう効いてきたのだろうか。嫌だ。こんな男に体を触られて、反応するわけにはいかない。綾は必死に歯を食いしばって湧き上がる感覚に耐えた。
「や……やだ……お願い……」
「へへ……ま、初日だからな。今日は軽めのやつで勘弁してやるよ。そうだな……フェラチオで勘弁してやる。フェラは知ってるか? お前が俺のチンポを舐めたり、しゃぶったりして俺を気持ちよくさせるんだ。俺が満足できたら、今日だけは写真をばら撒くのを勘弁してやるよ」
「そ、そんなこと……できるわけ……」
「俺は別にどっちでもいいんだぜ? どうしてもってお願いするんなら、考えてやるって話だ……」
 野崎はスカートに手を入れて、焦らすように綾の太ももの内側を撫でさすりながら耳元で囁く。綾はふるふると首をふると、俯きながら目をぎゅっと閉じた。下腹部から湧き上がる感覚は既にドクドクと脈打つようになっており、全身が汗ばんでくる。まりの屈辱感に涙が溢れ、綾の視界がぼやける。おそらく野崎は勝ち誇った様な笑みを浮かべているだろう。
「う……す、すればいいんでしょ……この変態……」
「ひひ……なんとでも言えよ。俺も教師だからな、俺好みに奉仕できるように指導してやる」
 野崎はすごい勢いでツナギと下着を脱ぐと、弛みきった身体を晒してマットに仰向けに寝転んだ。綾は喉の奥でぐっと悲鳴を飲み込む。想像していたよりもかなり太い男根が、野崎の股間から天井に向かって隆起している。先端から溢れた先走りが蛍光灯の光を反射してぬらぬらと光り、まるで別の生物が野崎の股間を食い破って出てきた様に思えた。経験が無い自分にこんなものを挿れられたらと考えると、背中に冷たい汗が流れた。なんとか口だけで満足してもらわなければ……最悪の事態だけは避けなければならない。
「うぷっ……はぁ……んっ……んぐっ……んっ……」
「へへ……おっ……おおっ、神崎が……俺のを……ッ!」
 綾は憎々しげに野崎を睨みつけると、野崎の足の間に跪く様にして股間に顔を埋めた。嗅いだことの無いような臭いにむせそうになりながら、野崎の男根を咥える。強がってはみたもののどうしていいのかわからず、男根の先端を舌でちろちろとくすぐった。予想外の動きだったのか、野崎の身体がびくりと跳ねた。
「ぐうっ?! へへ……いきなり尿道責めとはな、お前才能あるぜ? よし、まずは舌で円を描く様に舐めまわしてみろ。ひひ……太くて大変だとは思うがな」
「んぐっ……ん……んぅっ……んっ……んふっ……」綾は難儀しながら舌を動かし、ゆっくりと舌を動かして言われた通り亀頭を舐め回した。指示通りに出来ているのかのかわからず、綾は上目遣いで野崎を見る。野崎もこちらを凝視しており、目が合った。位置的に野崎に見下されているようで情けない気持ちになったが、少なくとも痛がっている様子は無い。不本意だが早めに満足させて、一刻も早くこの行為を終わらせたかった。
「ぐぅっ……おおぉ……いいぜ。口の中に唾が溜まってるだろ? 俺に聞こえるように音を立てて飲み込め」
「ん……ごきゅ……ごくっ……ん、んふぅっ」
 男根の臭いが鼻に抜け、綾は溜息を漏らした。催淫剤の効果なのか、嫌悪感が徐々に薄れてくる。頭に霧がかかるようにぼうっとしてきた。まるで男根の熱が口内を通じて、脳を徐々に溶かしているみたいだ。
「いいぜ……次は上下運動だ。唇を窄めて、竿全体をしごく様に動いてみろ」
「んぅっ……んっ……んっ……んぐっ……」
「もっと唇を締めろ。さっきみたいにこっちを見ながらしゃぶれ。上目遣いでな」
「んふぅっ……んぅっ……んっ……」
「もっと奥まで咥えろ。チッ、仕方ねぇ……手伝ってやるよ」
 不意に綾の頭を撫でる様に野崎の手が添えられる。綾が不思議に思って野崎をちらりと見た瞬間、強引に頭を野崎の体に引き寄せられた。喉奥まで男根を突き込まれ、予想外の出来事に綾の目が大きく見開かれる。
「ぐぼぉッ?! ごっ! ぐぅッ! おおッ!」
「へへへ……これがイラマチオってやつだ。男が主導権を握って、女の口をオナホールにするやり方さ。お前をズリネタにする時は毎回させてもらったぜ……」野崎は綾の頭を両手で押さえたまま、自分の腹に綾の鼻を打ち付けるようにして揺り動かした。綾は呼吸もままならず、必死に野崎の太ももの付け根を押さえて少しでも抽送が浅くなるように抵抗する。涙を流しながら苦しそうな表情を浮かべる綾を見下すと、ゾクゾクとした征服感が野崎の背中を駆け上がった。「おおぉ……へへ、オナニーの鉄板ネタだからな……もう出ちまいそうだ。男がこの後どうなるか知ってんだろ? じっくり味わってから飲めよ?」
「んぅ? ん、んうぅッ?! んんんッ!」
 一瞬遅れて野崎の言葉の意味を理解し、綾が必死に首をふる。男の性的快感が高まると射精することは知識として知ってはいたが、まさかこのまま自分の口の中に出されるなんて聞いていない。精液自体もどんなものかよく分からないのに、ましてや「味わってから飲む」なんて出来るわけがない。百歩譲って将来できるかもしれない恋人の出したものならともかく、相手は嫌悪感すら抱いている野崎だ。その野崎の精液を……。
 綾は野崎の腹を押して必死に男根を引き抜こうとするが、体制的に頭をがっしりと押さえられて抜くことが出来ず、むしろそれが上下運動となって野崎の射精感を高める助けになっていた。野崎の腰がビクビクと痙攣し始める。
「うおぉぉッ! 出るッ! 神崎に……おほッ!? おおおッ!」
「んぅッ! んんんッ! んぅっ……ゔッ?! んぶぅッ?! んんんんんッ!!」
 男根がブルッと震えると、口の中で水道の蛇口を開けられた様に、野崎の男根から大量の粘液が綾の口内にぶちまけられた。射精の勢いと熱さに驚いて綾は大きく目を見開く。綾がパニックになって思考が飛んでいる間にも、ゴムのポンプから断続的に押し出される様に射精は続き、口の端からドボドボと溢れた。
「飲め! こぼしてんじゃねぇぞ。お前が出させたんだからな……責任持ってありがたく受け止めろ」
「んっ……んあぁ……うぅぅッ」
 ここまでしたのに、満足してもらえずに写真をばら撒かれたらたまらない。あまりのことに綾は涙を流しながら、しがみ付く様にして必死に野崎の男根を咥え続けた。まさか射精がこんなにも暴力的なものだったなんて……そしてその射精自体が自分のフェラチオによってもたらされた結果だなんてと考えると、無性に切なさと虚しさが湧き上がってきた。だが、同時に下腹部のあたりが熱を持っているのも感じる。女性としての本能が催淫剤で増幅させられっているのかもしれない。精液の熱が。脳に。
「ぐぅぅっ……よし……そのまま口の中に溜めてろ」ちゅぽん……と音を立てて野崎の男根が綾の口から抜かれる。綾は鈍った思考のまま、風船のように膨らんだ頬に精液を溜めて涙目で野崎を見た。「へへ……エロいな。そのままじっくり味わえ。舌で転がすようにして味わったら、口をゆすぐみてぇにグチュグチュしてみろ」
「んうっ……んっ……んっ……うぷっ……んぐっ」
「ひひひ……すげぇ征服感だぜ。どうだ? わざわざお前のために出してやった精液の味は?」
「うぷっ……んぶぅっ」
 綾が泣きそうな顔をして首を横に振る。
「へへ……そうか、そんなに美味いか。そろそろ飲んでもいいぞ」
「んっ……ごきゅッ……ごくッ……ごく……ぷはぁッ! はぁ……おぇっ……はぁ……はぁ……」
 仰向けに寝そべった野崎に土下座をする様な体勢で、綾はマットに両手を着いたまま肩で息をした。嘔吐感を必死に堪えているのだろう、額には脂汗で前髪が貼り付き、思いつめた様な表情をしている。射精したばかりの野崎は、一度引きかけた情欲が睾丸のあたりから再び湧き上がってくるのを感じた。


サンプル1


※文章、画像は全て縮小、切り取り処理をしております。また、修正は意図的に大きくしています。

コミックマーケット90にてハーパー様が出版される同人誌「TAIMAKAN YUKIKAZE」へ文章を書かせていただきました。
詳細とサンプルは下記の通りとなります。
普段とは文体や表現方法などを意図的に変えております。手探りのため色々と至らない点も多いかと思いますが、イラストの魅力を少しでも高めるお手伝いが出来ていればありがたいです。
興味のある方は是非お願いいたします。


配布イベント :コミックマーケット90
日時     :2016年8月13日(土)
サークル   :ハーパー
ブース    :2日目 東 L17a


サンプル「雪風、犬プレイ」
CnfLVrUVYAENYq-



「ぶふぅぅ…………」
 男は本日八回目の射精を終えると、まだ硬さを保っている肉棒を雪風の膣からずりと引き抜いた。
「ひぅッ?! はあぁぁあん!」
 男の太いカリ首に膣壁を擦られ、雪風は甘い声を上げた。
 連日長時間に渡る執拗な陵辱を受け、雪風の口もアナルも性器もすっかり男の極太の形を覚ていた。心では男を拒絶していても、身体はもはや男の姿を見ただけで股が濡れるほど調教されている。今日も事の最中には、心から男に対して忠誠の誓いを叫んでしまった。快楽の濁流に飲まれて朦朧とする意識の中で、精液と自分の愛液にまみれたペニスに頬ずりしながら、犯してくださいと泣きながら懇願して、数え切れないくらい絶頂した。
 男はベッドでぐったりとしている雪風を一瞥すると雑にペニスを拭い、部屋から出て行った。雪風がまだ焦点の合わない目で男の背中を追う。ドアの外で待機していた部下数人に何か手短に指示をしているようだ。男が部屋を出ると、入れ替わりで黒い軍服を着た男が数人部屋に入ってきた。
「うぷっ……相変わらずひっでぇ臭いだ……」
「あのおっさん……年甲斐もなく毎日毎日派手にぶちまけやがって。掃除する俺達の身にもなれってんだ……」
「に、にしても……こ、今回は飽きるまでが長かったね……。い、い、いつもは三日も経てば飽きて僕達に、く、く、くれるのに」
 三人の部下達は口々に文句を言いながら、仰向けに身体投げ出している雪風を覗き込んだ。雪風からは男達の表情は逆光になってよく見えないが、口元に下卑た笑みが浮かんでいることは理解できた。
「へ、へぇ〜、君が雪風ちゃんかぁ〜。は、は、初めて見たなぁ〜」
「俺はまだ海軍に所属していた頃に見たことがあるぜ。ものすごい戦果と武勲を上げている艦娘が来るってんで、全員整列して待機してたんだよ。どんなごつい女が来るのかと思って突っ立ってたら、このちっこいのがお偉方の後ろからちょこちょこ歩いてきやがった。開いた口が塞がらなかったぜ」
「ははは……ガチでロリじゃねぇか……。艦娘じゃなかったら犯罪だろこれ?」
 雪風が不思議そうな顔をして部下達を見上げる。いつもは男に犯された後は、男の手によってシーツに包まれ、抱きかかえられながら部屋を出た。シャワー室に放り込まれると男の手で身体の隅々まで洗われ、小さい客間のような部屋に寝かされる。数時間後に男が迎えに来るまでの、しばしの休息。
「し、し、将校は、どうやら君のことが飽きちゃったみたいだからねぇ……。こ、これからは、ぼぼぼ、僕たちが相手するからね」
「ペットとして飼ってやるよ。逆らったら容赦しねぇからな……」
「とりあえず地下室に運ぶぞ。他の奴らも呼んで全員で輪姦そうぜ……」

「あんっ! あんっ! あんっ! あんっ!」
「ふっ……ふっ……ぐ……くぉッ……! おら……出すぞ!」
 湿気のこもる地下室は、雪風の嬌声と男達の獣のような息遣いで満ちていた。将校と呼ばれる男に最後に犯されてから、もう何日経っただろうか。地下室に監禁されてから、男は一度も姿を見せず、代わりに男の部下達によって昼夜なく犯され続けた。形式上は尋問ということになっているらしいが、部下達は雪風から機密を聞き出すことはほとんどせず、ただ犯すこと自体を楽しんでいるようだった。雪風が少しでも嫌がったり抵抗したりすれば、部下達はペットの躾と称して容赦なく頬を張り、足蹴にし、水を張った洗面器に雪風の顔を押し付けた。連日動物以下の扱いを受けるうちに、雪風は次第に抵抗する気力を失くしていった。抵抗さえしなければ、おとなしくペットとして犯されてさえいれば、暴力を受けることはないのだから……。
「おい雪風、今日はプレゼントをやるよ」
 部下達のリーダー各の男が、ラッピングされた小さな箱を持ってきた。ゴミを放るように、犯され終わった雪風の足元に放り投げる。
(プレ……ゼント……?)
 予想外の言葉に、雪風が戸惑う。まだ自分が艦娘だった頃、練度が上がり改造を受けた時に指令から貰ったプレゼントもこんな箱だった。その時に貰った新しい双眼鏡は、まだ自分の机の中にあるはずだ。あの頃は戦いは厳しかったが、指令や姉妹や仲間達に囲まれ、雪風の周囲は確かに幸せに包まれていた。こんな未来なんて、想像すらしていなかった……。
「その箱を口で開けろ」
 じわりと涙が湧き上がってきた雪風の頭上に、リーダーの男の声が降ってきた。
「く……口で……ですか?」
「犬が人間の言葉を喋ってんじゃねぇぞ! また蹴り上げられたいのかコラ!?」
「ひッ……! わ、わん……」
 雪風は条件反射的に四つん這いになり、手で箱を押さえながら口でリボンを解いた。周囲を囲っている部下達がその様子を見て低く笑っている。難儀しながら口で箱を開けると、プラスチックで出来た安物らしい犬の餌入れと、リードの付いた首輪が入っていた。
「…………え?」
「何でも艦娘は司令官に気に入られると、鍵のついた首輪を貰えるみたいじゃねぇか。今は俺達がお前の司令官だからな。嬉しいだろ?」
「ち、違います! あれは首輪なんかじゃありません! あれは指令からの……あぐっ?!」
 男は舌打ちをすると、うるさそうに顔を歪めて雪風の脇腹を蹴った。爪先に鉄板の入った軍靴がめり込み、雪風は呻きながらうずくまる。
「おい駄犬! てめぇ俺を舐めてんのか!? 頭でわからねぇなら身体に覚えさすぞ!」
「ひ……ひぃッ! わ、わん! わんっ!」
 男が手を振り上げると、雪風は必死に手で顔を庇おうとする。表情は怯えきっており、艦娘や対魔艦の頃の面影は消え去っていた。その様子に満足したのか、男は振り上げた手を降ろして自分の顎をさすった。
「わかりゃあいいんだよ。素直な犬は可愛がってやる……俺はやさしいだろう?」
「わ……わん……」
「わかったらその首輪を付けろ。早くしろよ」
「……わん」
 雪風は震える手で自らの首に輪をかけた。指が震えてうまくバックルを留められず、周囲から下品なヤジや笑い声が飛んでくる。自分を嘲笑する男達の中心に裸で座り込みながら、人間以下の証を自ら首に巻く。指令や姉妹達が自分の姿を見たら、どんな顔をするだろうか……。屈辱感と絶望感で涙が溢れそうだったが、それ以上に男達への恐怖感が勝っていた。逆らったら、何をされるかわからないのだから。
「なかなか似合うじゃねぇか。じゃあ、まずは『お手』だ」
 首輪につながったリードの先端を持ったまま、リーダー格の男が言った。下唇を噛みながら、雪風は男が差し出した手の平に自分の手を乗せる。『ふせ』をすると、数人の部下達が背後から自分の尻を覗き込んでいるのがわかった。
「よーし、じゃあ『チンチン』してみろ」
「……えっ」
 部下達が笑いながら囃し立てる。雪風が一瞬戸惑ったのがわかったのか、リーダー格の視線が一気に鋭くなった。それを見て雪風の肩がビクッと震える。
 殴られたくない……。
 雪風は目をぎゅっと瞑り、奥歯を噛み締めながらリーダー格の男に対して『チンチン』をした。
 和式便器にしゃがむような姿勢のまま上体を起こし、両手を犬の前足に見立てて肩の前で垂らす。
 本当にやりやがった。このバカ犬もう発情してるぜ。リーダー格の男に対して屈辱的な体勢で身体を開いている雪風に向けて、部下達は口々に笑い、嘲った。恥ずかしさと情けなさで、雪風の耳が赤く染まっている。
「よしよし……なかなか賢くなってきたじゃねぇか。うまく芸が出来たペットには、ご褒美をやらねぇとな」
 頭を軽く撫でられ、雪風は閉じていた目を開けた。雪風の鼻先に着きそうなほどの距離で、リーダー格の男の男根がいきり勃っている。
「ひ、ひぅっ?!」
「ワンちゃんの大好きなソーセージをやるよ。嬉しいだろう?」
 男が首輪につながるリードを引くと、雪風は「チンチン」の姿勢のまま強引に前に倒された。顎を地面に着けて、自然と尻を持ち上げる体勢になる。事が始まるのを察し、周囲を囲んでいた男達が息を荒げながら距離を詰めてきた。既に勃起させている者も多く、部屋の中に獣の気配が充満する。
「い……や……」
 カチカチ……と雪風の歯が小刻みに鳴った。
 部下の男達の男根は将校のそれに比べたらサイズ、技量共にはるかに劣るモノであったが、それでも機械による改造を受けた身体では快楽は通常の何十倍、何百倍にも増幅して脳を直撃する。たとえ童貞の拙い腰使いであっても、今の雪風はいとも簡単に絶頂を繰り返してしまうだろう。無理矢理麻薬を注射し続けられる様に、このままではいつしか快楽に溺れ、何もかもがどうでもよくなってしまう事に雪風は怯えていた。
 リーダー格の男はゆっくりと雪風の背後に回り、雪風の柔らかい尻たぶを掴む。愛液を塗りたくる様に亀頭の先で雪風の入り口を嬲ると、雪風の肩がビクッと震えた。位置を決め、ゆっくりと腰を前に突き出す。解かしたバターの様になった膣の柔壁をかき分けながら、男根がゆっくりと雪風の奥まで進む。
「ひッ……ふっ……あッ……ふあッ!? あぁッ! あああああぁぁぁぁあん!!」
 男根がGスポットを通過すると、ゾクゾクとした快楽が雪風の背骨を這い上がった。頭を抱えてのたうち回りたくなる様な快楽に、雪風は背中を反らして叫ぶ。
「おおぉ……すげぇ締まる。おい……まさか入れただけでイッたのか?」
「ふッ……んぐッ……わ、わん…………」
「へへへ……そうかそうか。じゃあ可愛いペットのために突きまくってやらねぇとな……俺がイクまで止めねぇから覚悟しろよ? 」
「ん……ぐっ……ふ、ふぁッ! ああんッ! ひ……ひあッ!? あああぁぁぁああッ!?」
リーダー格の男は雪風の尻を抱える様に掴むと、リズミカルに腰を打ち付けた。パンパンと肌同士がぶつかる乾いた破裂音と、グッチュグッチュという粘液が混ざる音が地下室に響く。
「んふあぁぁぁああ!? あはッ! あんッ! んあぁッ! いぎッ……! はうぅぅぅッ!!」
「おらッ! おらッ! おらッ! どうだ御主人様のご褒美は!? 美味そうに咥え込みやがって!」
「ああああッ!! や……やあッ! ぎ……ぎもぢ……ぎぼぢいぃですッ! お、おチンチンすごいですッ!!  おぐッ!? お……おほおぉぉぉおお!」
「言葉喋んなって言っただろうが! チンポ抜いちまうぞ!」
「ひ……や、やだッ! わ、わんッ! わんッ! わ、わふッ! わぅ……は……はへ……はへぇ……ん、んぉぉぉおお!」
 抽送を始めてから五分も経っていないというのに、雪風はだらしなく舌と涎を垂らしながら喘いだ。取り巻きの男達は順番待ちをしている者もいるが、我慢が出来ずに自分で始めてしまった者がほとんどだ。全員崩れまくった雪風の表情や、泡立ちながら艶かしく蠢めく結合部を凝視しながら一心不乱にしごいている。
「くぉッ……おおぉ……そうか、そんなに良いか。へへ……周り見てみろよ? 他の御主人様が餌をくれるらしいぜ?」
「ふぐッ! ふぅぅぅぅッ! んぁッ! ん……んぅ……あ……はぁぁ……」
 雪風が顔を上げる。視界のほぼ全てが自分目掛けて夢中でペニスを扱いている男達で埋まっていた。それぞれ惚けたような顔や、ニヤついた笑みを浮かべてはいるが、目だけは同様にギラギラと光らせながら犬のような格好で犯されている雪風を凝視している。
 リーダー格の男が周囲に目配せをすると、部下達が察して近くに転がっていた餌入れを雪風の顔の前に置いた。雪風は激しく喘ぎながらも不思議そうに餌入れを眺める。
「ぐひひひ……お、お腹がす、空いただろう? い、い、今すぐ出してあげるからね……」
「あ……濃いの出る……あぁ……」
「やらしい顔して喘ぎやがって……うっ……で、出るッ!」
 部下達は既に限界だったのだろう。先を争う様に雪風の顔の近くに集まり、餌入れを目掛けて射精した。入れ替わり立ち替わり、雪風に射精の瞬間を見せつける様にしながら、餌入れを精液で満たす。順番待ちをしている間に達してしまった者も数人いたが、それでも十数人が餌入れに射精し終えると、空気の循環が悪い地下室内はべっとりとまとわり付く様な重い湿気と生臭い臭気で満たされた。
「おら、みんながお前のために特製ミルクを出してくれたぞ。嬉しいだろ? ありがたく全部飲めよ」
「い、いやッ! わ、わんッ! わんッ!」
 犬の餌入れに溢れんばかりに入った、不特定多数の男達の精液を飲み干せという命令に、雪風は真っ青になりながら首を振る。
 つい数日前に処女を失ったばかりの雪風にとって、あまりにも残酷な命令だった。目の前のオモチャの様な餌入れには、どろどろに腐った粥の様な白濁汁がなみなみと溜まり、異様な臭いを放っている。見ているだけで吐き気がこみ上げ、雪風は奥歯を噛みしめながら必死に目を逸らした。
「どうした? 早く啜れよ」
「い、嫌ですッ! で……出来ませ……ひぅッ!」
 リーダー格の男が雪風の尻を張る。
「ふざけてんじゃねぇぞ! 主の用意した餌を断る犬がどこにいるんだ!?」
「ゆ、雪風には出来ません! ゆ……許してくだ……い、痛ッ?! ひぎッ! や、やだッ! やだぁッ!」
「チッ……おい! 誰か手伝ってやれ。ったく、手間かけさせやがってこの駄犬が!」
 大柄な部下の一人が、泣きながら首を振る雪風に近付いた。乱暴に雪風の頭を掴むと、力任せに餌入れに顔を押し付ける。雪風は嫌悪感で限界まで目を見開いたまま、まだ生暖かさの残る白濁にべちゃりと顔を付けられた。
「やっ……ひッ!? や、やぁッ!! んぶぅぅぅッ?! ん……んぶえぇッ! ん……んぐッ!? んごおぉぉぉっ……ごきゅっ……おぇっ……ごきゅっ……うぶっ……」
 雪風の吐き出した息で粘液が泡立ち、ぶちゅちゅちゅ……と言う粘ついた音が響いた。こみ上げる吐き気と窒息の恐怖が頭の中を駆け巡り、空気を求めて思わず大口を開けて白濁液を嚥下してしまう。
「へへへ……どうだ? 美味いか?」
「んぐっ……ごきゅ……ごくっ…………ぶはあぁぁッ! はぁ……はぁ……はへぁ……」
 窒息寸前でようやく顔を引き上げられ、雪風は激しく息を継いだ。餌入れと顔との間に何本も粘液の糸を引きながら、あまりの事態に恍惚とした表情を周囲に晒している。呼吸困難になったためか頬が赤く染まり、瞳が裏返ったままだらしなく開いた口や鼻からは泡立った精液がぼとぼととこぼれて床に垂れた。年端もゆかぬ外見の少女が、全裸で首輪を嵌めたまま、精液まみれになってアヘ顔を晒している。それを見て興奮しない男の方が少ないだろう。部下達も多分にもれず、数分前に射精したばかりだというのに既にほぼ全員が回復しているようだ。
「まだ三分の一も減ってねぇじゃねぇか……おい、やれ!」
「ふぁ……あ……? んあっ?! んぶぅぅぅッ?!」
 リーダー格の男に促され、雪風は再び精液溜まりに顔を押し付けられた。嫌がるように頭を振り、ぼこぼこと泡立てながら空気を求めるようにして大量の精液を喉を鳴らして飲み込んでゆく。呼吸困難のため、限界を超えた雪風の肩が痙攣して激しく震え出した時にようやく引き上げられた。
「ぷはあぁぁッ! お、おえぇっ……げぼッ! う……ひ、ひッ! ゆ、許、許して……ッ! じ、自分でッ! げほッ……自分で、の、飲み……飲みますから! も、もう、や……やめてください!」
 もう一度大柄の男に頭を掴まれると、雪風は激しく抵抗した。男の手から逃げる様に自分から餌入れに顔を埋め、おずおずと舌を出して半分以上残った精液を犬の様に舌で掬い、嚥下してゆく。リーダー格の男はそれを満足そうに見下ろすと、ピストンのスピードを早めた。
「う……ぴちゃ……ぴちゃ……ごくっ……んぶッ!? あ……はあぁぁん! あん! あんッ! ふあぁッ!」
「飲むのを止めんじゃねぇ! チンタラしてるとまた無理矢理飲ますぞ?!」
「ひ、ひぃッ……! んぶッ……じゅ……じゅるっ……じゅるるるっ……んふッ!? んふぅッ!! んぐっ……じゅるるっ!」
「よしよし……やれば出来るじゃねぇか。偉いぞ」
 リーダー格の男の手がそっと雪風の背中を撫でる。
 嬌声を押し殺して夢中で精液を啜りながら、雪風はその手に温かさを感じていた。絶望的な状況の中に感じた、わずかな優しさ。
 優しさ?
 いや、錯覚だ。
 その絶望的な状態を作り出している元凶が、まさにその男なのだから。
 それでも雪風は、その僅かに感じた錯覚に縋らずにはいられなかった。縋らなければ、心が壊れてしまいそうな気がした。
(え……偉い? ゆ、雪風……褒められたの……? あ……撫でてくれてる……)
「おぉ……なんだ? 急に締め付けやがって……感じてんのか?」
「ふんっ……わ……わん……ずじゅるるるっ……んふぁッ! わふんッ! じゅ……じゅるっ! じゅるるるっ! ぴちゃ……ぴちゃ……」
「よし……全部飲めたじゃねぇか……。皿まで綺麗に舐めやがって……」
「へへ……よしよし」
 リーダーの男に続き、大柄な男が雪風の頭を撫でる。ゾクゾクとした嬉しさがこみ上げてきた。精液を啜っただけで、褒めてもらえた。頭や背中を撫でてもらえた。嬉しい。嬉しい。
「おおぉッ……そろそろ下の口にも特製ミルクを飲ませてやるよ……。お前も素直になってきたしな……特別に言葉を喋ることを許可してやるよ……」
「あッ! ああんッ! あはッ……あ、ありがとう……ご、ございます……。は、激しいッ?! んあぁぁッ!」
「餌の味ははどうだったんだ? えぇ?」
「お、おほぉッ! お……おいひぐ……い、いたらきまひらぁ……あ、あひッ!? ひ、ひあッ!? あああんッ! あ……ああッ?! す、凄いッ! す……凄いの来るッ!?」
「ぐっ……また締め付けが……。へへ……これからも可愛がってやるよ……嬉しいだろう?」
「うんッ?! うあッ! あ、ありがとうございます! ありがとうございますっ! お……おほぉッ!? お、おチンチン! おチンチン凄い! 凄いのぉ! あ……い……いぐ……い……イグッ! イグイグイグゥゥゥ!!」
「ぐぅッ! 出るッ! お……おおおッ!」
「ふ……あ……ああッ!! ふ……ふひゃああぁぁぁぁぁあああ!!」
 リーダー格の男が雄叫びを上げながら射精すると、雪風も弓なりに背筋を反らしながら叫んだ。二人はしばらく時間が停止したかの様に硬直すると、男は雪風の膣からずるりと男根を抜き抜いた。雪風は崩れ落ちる様に床に倒れこみ、衝撃で餌入れがからからと遠くへ転がっていく。
「ガキのくせに派手にイキやがって……。まだまだ後がつかえてるからな。頑張って飼い主にご奉仕しろよ?」
「はぁ……はぁ……はぁ……わ……わん…………」
 リーダー格の男が去ると、すぐさま複数の腕が奪い合う様に雪風の身体に伸ばされた。ぼうっとした雪風の顔はどこか笑っている様にも見えた。


サンプル「不知火、豚姦」
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 数時間後が経過した後、再び影の様に現れた白衣の男達は不知火の拘束を解いて箱蒸し風呂の様な自動洗浄機に放り込んだ。汗と愛液にまみれた身体を手際良く整膚すると、新しい下着をつけて元上官の命令通り地下牢へと運び、拘束した。
「装置解除後も異常脳波の継続を確認。改造は無事に完了しています」
「提督も人が悪い……ここまで深く改造したら、もう元には戻れんぞ」
「戻すつもりも無いのでしょう」
「そうだろうな……この娘も、もうオシマイだ」
 不知火を見ながら一人の男が言うと、残りの三人も頷いた。不知火は両手首に鎖の付いた鉄輪をはめられ、両目をきつく閉じたまま喘いでいる。
「見ろ、目を覚ますぞ」
 男達の目の前で、不知火は薄く目を開けた。ぼうっとしているのか、軽く頭を揺すって意識の覚醒を促す。
「ぐッ……?! ふあぁッ……!?」
 目を覚ました直後、不知火の身体は突然電撃を浴びせられたように跳ねた。目の前に星が飛び、下腹部からは今まで感じたことの無いほど強い性衝動がドクドクと脳天に向けて駆け上がっている。情欲を抑えるために必死に下唇を噛み締めながら、不知火は白衣の男達を睨む。男達は関わりたく無いという様子でそそくさと部屋を出て行った。
 一人で地下牢へ残された不知火はぎりりと歯を食いしばり、湧き上がる衝動に耐えながら自分の状況を観察した。手足の拘束は改造を受けている時に比べたら軽いものであったが、多少自由度が増した程度で容易に逃げられるものではない。それよりも自分の身体から湧き上がる衝動の方が厄介だった。スーツは脱がされ、胸の先端と局部のみを覆うような面積の小さい下着を身につけていた。おそらく、元上官の趣味だろう。あの下種のことだ、おそらく尋問と称し、自分の性欲を満たすために私を……。
「んぐッ?! ふはあぁぁぁぁああ!?」
 ビクビクと不知火の身体が痙攣する。
 ほんの一瞬、元上官から陵辱される場面を想像しただけだった。それだけで不知火の身体は火照り、絶頂に近い快感が脳内で弾けた。
「ぐっ……くそっ……この不知火を……ここまで……」
「ずいぶん辛そうじゃないか? え? 大丈夫か?」
 元上官が、黒い軍服を着て現れた。自分の身体をいじった張本人に対し不知火は精一杯の憎しみを込め、嚙みつく寸前の虎の様な視線を送る。
「ふーッ……ふーッ……」
「まぁそう怖い顔をするな……。古い馴染みとして仲良くいこうじゃないか。俺はお前を助けに来たんだぜ?」
「助けに……? 寝ぼけたことを言うのも……大概にした方がよろしいかと……」
「おいおい、俺は本気だぞ。交換条件ってやつだ。敵対し合う間柄であっても、互いにメリットがあれば手を組むのは戦争の常だ。なんだったら、お前に施した改造を解除してやってもいい……」
「……条件とは?」
 不知火は必死に平静を装いながら元上官に問いかけた。嫌悪の対象である元上官ですら、改造を施された不知火の脳は「男性」と認識し、情欲が湧き上がってしまう。元上官はもったいぶるように不知火を睨めつけながら、紙巻きタバコに火をつけた。
「簡単なことだ。対魔艦としての任務を放棄し、俺の性奴隷になれ。俺がしたくなった時にいつでもできるように、常にマンコを濡らしておく性奴隷にな。悪い話ではないだろう? 必死に耐えているみたいだが、さっきから俺の股間をチラチラ見てることくらいバレてるんだよ。淫乱のお前にとっては願っても無い提案だろう?」
「ふっ……まさかここまで予想通りだと、むしろ清々しく感じますね……。ご提案には『ふざけるな、死ね』とお返しいたします……」
「……そうか。ならば交渉は決裂だな。おい! こっちに来い!」
 元上官が手を叩きながら振り返り、何者かを呼ぶ。
 荒い息遣いとともに「それ」が部屋に入ってくると、不知火の顔が一瞬で青ざめた。
 豚。
 丸々と太った黒い体毛の豚が、ふごふごと鼻を鳴らしながら不知火に近づいた。
 体長は不知火の身体よりもはるかに大きい。
 豚は不知火の胸や腹の匂いを嗅ぐと、興奮した様に甲高く鳴き、泡を噛む様に涎を垂らし始めた。
「こら、待て待て!」
 元上官が声を発すると、豚は感情のない目で不知火を睨み、元上官の近くまで下がった。
「よく慣れているだろう? こいつは人間の女しか相手にしないプレイボーイでな、どうやらお前のことを気に入ったらしい。豚のセックスは凄いぞ。何せチンポが鞭みたいに長くてな。人間みたいに膣を出し入れするだけじゃなく、子宮口をこじ開けて子宮の奥深くまでチンポをねじ込んでからぶちまけるんだ。ザーメンの量も、こいつは五百ミリリットルは出す。人間の約百七十回分だ。出された後は妊婦みたいに腹がパンパンになるぜ」
 不知火は動揺を隠せず、元上官と豚とを交互に見る。でっぷりと太った豚は黄色く濁った目をギラギラと不気味に光らせながら、不知火の肢体を凝視している。元上官の口元が、満足げに歪むのがわかった。
「条件を飲まないというのなら、この豚とセックスしてもらう。初めての相手が豚というのは、さすがのお前も本望じゃないだろう?」
 当たり前だ。冗談じゃない。一生に一度の機会を……処女を捧げる相手が……豚だと? 自分以外の姉妹は朗らかで素直な娘が多かったから、宿舎ではそのような話題でかしましくなることも多かった。興味のない振りをしながら、こっそり会話に聞き耳を立てていたことも多い。想い人はいないとはいえ、それなりに憧れは抱いているというのに、この状況はあまりにも……。
「……あなたらしい、本当に最低の提案ですね」
「まぁそう言うな。抑止力ってやつさ。俺も本気で豚をけしかけようといしているわけじゃない。素直に俺の性奴隷になると誓えば、優しく抱いてやるぞ?」
 元上官の発した猫撫で声に、不知火は強い嫌悪感を感じて背中が粟立った。何回も自分達を蔑ろにし、指令という立場でありながら真っ先に尻を捲って敵前逃亡し、挙句の果てには恥ずかしげも無く敵側に寝返った男。こんな男に、こんな男に処女を捧げるくらいなら……。
「あなたに抱かれるくらいなら、豚に抱かれた方がマシです……」
「…………おい、よく考えろよクソガキが。後悔するぞ」
「少なくとも、あなたに抱かれるよりは後悔は少ないかと……」
「……チッ、そこまで言うのなら望み通りにしてやる。せいぜい楽しむんだな」
 元上官は苦虫を噛み潰したような顔で豚に命令すると、豚は糸の切れた凧の様に不知火に向かって突進した。
「うっ……ひッ!? ああッ!!」
 豚が力任せに不知火の身体にのし掛かると、天井と不知火の手首を繋ぐ鎖がガシャンと大きな音を立てて揺れた。自分が対魔艦でなかったら、押し潰されていたかもしれない。ふご、ふごと興奮した熱い息が不知火の耳にかかる。視界の隅で元上官が部屋を出て行くのが見えた。
「ぐっ……うッ!? はあぁん! んッ……んあッ!? ひ、ひあぁぁぁぁぁああ!!」
 ネバネバとした唾液を絡ませた豚の舌が、不知火の体を舐め回す。猛烈な嫌悪感と同時に、改造によって感度を高められた快楽神経が一斉に歓喜の雄叫びをあげた。不知火は強制的に絶頂させられ、背後からのしかかる豚に身体を預ける様に仰け反った。
(う……嘘……でしょ? 胸……舐められただけで……)
 自分の感覚の変化に戸惑っているうちにも豚の舌はデタラメに不知火の肌を這い回り、短い周期で絶頂を繰り返した。
 情けなく喘いでいるうちに、時折不知火の視界の隅に赤黒いものがよぎることに気が付いた。明滅する視界を奮い立たせて目をこらす。自分の足の間から、赤黒い鞭の様なものが螺旋状に渦を巻きながら、臍の上あたりまで伸びていた。
 豚のペニスだと理解するまで、しばらく時間がかかった。
「ひ……ひッ?! な、なに……これ……?」
 豚はもどかしそうに腰をくねらせながら、不知火の入り口を探しているらしい。しかし不知火の身体にとってそれはあまりにも長過ぎ、熱い先端が腹の辺りをただ撫でるだけだった。しかし、何回も人間の女と交わったと言う話は本当なのだろう。しばらくすると豚はぐいと腰を引き、ようやくペニスの先端を不知火の膣の入り口にあてがうことに成功した。
(や……やだ……こ、こんなの入ったら……)
 あまりの恐怖に、不知火の目からは大粒の涙が溢れた。豚は体液なら何でもいいとばかりに熱心にそれを舐めとると、ゆっくりと腰を前に突き出した。
「う……嘘……い……いや……い…………ぎッ?! は……入って……?! あ……ああッ!? あ……あああああぁぁぁぁああ!!」
 ぶちぶち……と音を立てて、先細った豚のペニスが何の躊躇いもなく不知火の処女膜を突き破った。豚に処女を奪われるという、女性にとってこれ以上無い程の屈辱が現実のものとなり、不知火はあまりの痛みと嫌悪感で叫んだ。しかし、豚が腰を振りはじめると、途端に痛みと嫌悪感は快楽に上塗りされ、こんこんと溢れる愛液によりスムーズになった膣内は不知火の意思に反して豚のペニスがもたらす快楽を貪り始めた。
「うッ! ぐッ! や……やだ……んぐッ! あッ! ああッ! んッ! あはぁッ! ああぁぁん!!」
 豚はまるで不知火の反応を楽しんでいるかの様に、リズミカルにピストン運動を繰り返した。突かれる度に不知火は甘い声を出し、豚の荒い息と混ざって淫らな合唱を地下牢内に響かせている。ぐっちゅぐっちゅと結合部から音を立てながら、豚はさらにペニスを不知火の奥に突き込み始めた。ペニスの先端からはローションの様な液体が分泌され、普段絶対に入ることのない子宮口に到達すると、強引にそれをこじ開けて子宮内に侵入した。
「んぎぃッ?! お……おごおぉぉぉぉぉおお!!」
 陽炎や黒潮の様な親しい姉妹でも見たことが無い様な表情で、不知火が叫んだ。目を見開き、大口を開けて叫ぶその姿に豚は更に興奮したのか、長いペニスを不知火の膣から子宮内に擦り付ける様に前後させ続ける。
「は……はぇ……あ……はへぁぁ……」
 不知火はしばらくは強い快感とショックの洪水から失神しないように奥歯をガチガチと鳴らして耐えている。短期間で繰り返す絶頂に耐えきれずに涙と涎と鼻水に顔をぐちゃぐちゃにしながら、だらしない表情を晒していた。豚も限界が近いのか息遣いがかなり荒くなっており、不知火に密着するように背中に伸し掛かる。
 その瞬間は、急に訪れた。
 豚が身体をぶるっと震えさせると、ぶぎぃ……という金属質な鳴き声を発した。同時に、不知火の子宮内に挿入されたペニスの先端から、想像も出来ない量の精液が吐き出された。
「は……はへ……はへぇ……ぉ? ん……んぐッ?! うぶッ!? う……うごぉぉぉぉぉおお!?」
 まるで子宮内で水道の蛇口をひねられた様に、考えられないほどの量の精液が不知火の子宮内に吐き出された。普段の不知火からは想像もつかない、獣の様な悲鳴が地下牢の中に木霊する。どぷん……どぷん……という異様な吐精は止まる気配が全く無く、不知火は口から精液が逆流する様な錯覚を覚え、豚の射精が止まる前に失神した。
 不知火が失神して数分後、ようやく射精を終えた豚は不知火の膣からペニスを引き抜いた。
 不知火の腹が外から見ても分かる程に膨らんでいる。
 豚はしばらく糸の切れた人形の様に項垂れている不知火の身体を舐めると、再び背後から不知火に覆いかぶさる様に伸し掛かった。

コミックマーケット86にて配布される
腹責め小説合同誌:「H!」
に参加させていただきました。


・タイトル
 「H!」

・配布イベント
 コミックマーケット86

・配布日時
 8月17日(日)

・配布場所
  東ナ 54b M.M.U.様スペースにて委託販売

・内容
 文庫サイズ
 512ページ
 フルカラー表紙、カバー付き(カバーと表紙は別イラストとなります)

・あらすじ
 タンクトップとホットパンツという露出の高い衣装が特徴的なカジュアルレストラン
 「ROOTERS(ルーターズ)」
 そこで働く真里亞とツグミ、アルバイトとしてやってきたはすみ、沙楽。
 衆人環視の中で突如として始まったキャットファイトショーと、その後の腹責めショー。
 熱狂と興奮の中、彼女たちは……。

・執筆者(以下、人物名の敬称略)
 ヤンデレない
 宮内ミヤビ
 ミスト
 number_55

・主催
 さるみあっき(ヤンデレない)

・表紙およびカバーイラスト
 スガレオン

・表紙およびカバーデザイン
 有沢めぐみ

・予定配布価格
 2500円

・表紙、カバーサンプル
hyoshi


cover



ちなみに自分は表紙左から2番目、一人だけバーテン服で浮いている「ツグミ」というキャラクターで書かせていただきました。
初めての無口無表情無感動キャラです。
ご期待下さい。

総集編チラシ3




Яoom ИumbeR_55


Collection_011


[GHØSTS]



Яoom ИumbeR_55初の総集編、昨日入稿が完了しました。
まだ印刷所から正式な「製本可能」の連絡が来ておりませんが、このまま問題が無ければ来週2月23日(日)のりょなけっとにて配布となります。

手探りで恐る恐る進んで来た三年間の一部を一冊にまとめてみました。
よろしければ、手に取っていただけるとありがたいです。



配布物概要

・タイトル
 [GHØSTS]

・ページ数
 116ページ(表紙込み)

・内容
 RESISTANCE CASE: AYA
 RESISTANCE CASE: TWINS
 RESISTANCE CASE: ZION -THE FIRST REPORT-
 RESISTANCE CASE: ZION -THE FINAL REPORT-
 ※一部加筆修正(詳しくは先日更新したサンプルをご覧下さい)

・文章
 上下二段刷(基本30文字×30行×2段)

・再録イラスト
 モノクロ16枚(CASE: AYA_4枚/CASE: TWINS_4枚/CASE: ZION_8枚)

・新規イラスト
 フルカラー4枚(シオン中心。腹責め×2枚、その他×2枚)
 ※詳しくは投稿済みのサンプルをご覧下さい。

・価格
 2000円前後を予定

・注意事項
 18歳未満の方は購入出来ません(イベント自体18歳未満入場禁止です)



総集編チラシ2

現在、2月23日に開催されるりょなけっと向けの本を製作中のため、連載中の[Plastic_Cell]の更新が滞っております。
早くても3月末頃までは更新が難しい状態の為、楽しみにされている方には申し訳ありませんが、今しばらくお待ち下さい。

イベントではサークルカットで予告した通り、総集編を出展させていただく予定です。

CASE: AYA〜CASE: ZION-The Final Report-までを一冊にまとめますが、初期の製作物は普段から拙い自分の文章が目も当てられない程えらいことになっているため、ほぼ全て書き直しております。

ページ数や内容、価格等が決まり次第こちらにて連絡させていただきますので、よろしくお願い致します。


総集編チラシ_edited-1

【"りょなけっと"開催のおしらせ】


・イベント名
 りょなけっと

・日時
 2014年02月23日(日)

・当日スケジュール
 即売会 11:00〜15:00(終了後アフターイベント有り)

・会場
 東京卸商センター3F展示場

・その他
 一般参加カタログ購入制
 入場時年齢確認あり

・主催
 りょなけっと実行委員会(代表:ヤンデレない様)

・お問い合わせ先
 イベントHPはこちら
 twitter: yanderenai
 mail: yanderenai★gmail.com


リョナ作品オンリー同人即売会"りょなけっと"の開催が決定したそうです。
主催は腹パンオンリーでも活躍され、個人的にも仲良くしていただいているヤンデレない様。
合同イベントとは一線を介す純度100%のリョナイベント。
果たして無事に終了するのか?
五体満足で生還できるのか?
逮捕者は出るのか?

様々な憶測が飛び交う中、私は「参加申し込み」のボタンを押しました……。



【弊サークル同人誌DL販売終了のおしらせ】

遠方のためイベントに来られない方には大変申し訳ないのですが、この度事情により同人誌のダウンロード販売を終了させていただくこととなりました。
再開は現在予定しておりませんが、再開するとしても、少なくとも2014年4月以降になると思います。
今までご愛顧いただき、ありがとうございました。


・ダウンロード販売終了時期
 2013年12月下旬(12月20日前後を予定)

・ダウンロード販売終了作品
 COLLECTION_001: RESISTANCE CASE: AYA
 COLLECTION_003: RESISTANCE CASE: TWINS
 COLLECTION_005: RESISTANCE CASE: ZION -THE FIRST REPORT-
 COLLECTION_006: ERROR CODE: AYA -ASPHYXIA-
 COLLECTION_007: [PARTY_PILLS]

今回も告知のみですみません。

前回お伝えした[PARTY_PILLS] DL版についてですが、サイト様より発売開始の案内をいただきました。

よろしければ上記バナー、または下記の画像リンクよりお求めください。

よろしくお願いします。



AwA様主催の腹責め合同誌「ぽんぽんいたいの」に参加させていただきました。

コミックマーケット83冬 3日目(12月31日)
東3ホール エー07b

にて配布予定ですので、よろしくお願いします。

124ページ、総勢23名によって繰り広げられる腹責めの狂宴……
皆様、除夜の鐘で煩悩を打ち消す前に、是非ゲットして下さい!


自分はせっかくのコミケと言うことで、今回は東方の二次創作を書かせていただきました。
風見幽香メインの小説で8ページ、豪華作家陣に紛れてこっそりと参加していますので、よろしくお願いします。


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昔話をしようか〜DAHLIA〜  ※サンプルのため責めシーン無し



 二十三時を過ぎると、秋特有の涼しい夜風が、昼間の残暑を押し流す様に幻想郷を駆け抜けた。
 風になびく薄(すすき)を遠くに眺め、風見幽香は自分の庭にこしらえたガーデンチェアに座り、テーブルの上に置かれた薄造りのワイングラスに白ワインを注意深く注いだ。
 こんな日は、いつも胸が締め付けられる。
 秋風が身体を駆け抜けると同時に、無数の刃で心臓を少しずつ削り取られている様だ。
 おそらく今、自分は酷い顔をしているのだろう。
 幽香はワインを一息にあおると、長い溜息を吐いた。秋なんて早く過ぎ去って仕舞えばいい。
 先ほどから周囲の虫達がざわめいている。リグルがこちらへ向かっているのだろう。よくもまぁ自分なんかの所に好き好んで通うものだと思い、自虐的に苦笑する。
 馬鹿な氷の妖精も、ボーイッシュな蛍も、鳥頭の鰻屋も、しっかり者の大きな妖精も、みんな自分に正直だ。無理に背伸びをすること無く、自分のことをきちんと理解し、精一杯生きている。
 背伸びをすると、少しの間だけ景色が変わる。だけど、背伸びをし続けると、爪先が痛くなってくる。そのことは、充分すぎるほど理解しているはずなのに……。

 僅かに鈴蘭の香りを感じ、リグル・ナイトバグは溜息をついた。やれやれ、この高度でも香るのか。今日はいつにも増して高度を取ったつもりだったが、無駄だった様だ。
 背後を振り向くと、虫達の羽音が戦闘機の轟音の様にリグルの鼓膜を揺さぶる。既に数百匹近くが鈴蘭の芳香に誘われて地面へと吸い込まれて行ったが、まだ十分な数は残っていた。
 一週間前までは僅かに居た蝉はとうとう一匹もいなくなり、代わりに鈴虫や松虫などの秋の虫が増えている。夏はきっぱりと幻想郷に別れを告げて、どこか遠い場所で深い眠りについたのだろう。
 無名の丘を過ぎると、リグルは頭から生えた二本の触覚を小刻みに動かしながら、ゆっくりと高度を下げていった。その先の小さな渓谷を過ぎると、周囲の景色から浮き立つ様に色づいた盆地が見えてきた。夏の間は向日葵の黄色で埋め尽くされていたこの太陽の畑も、今では薄や桔梗、萩の花で落ち着いた色合いになっている。
 太陽の畑の入り口で虫達を放つと、夜露を求めて一斉に四散する。最後の一匹を見送った後、リグルは太陽の畑の更に奥を目指す。いつもの場所に、この畑の主が居るはずだ。

 太陽の畑の中心部近く、少し小高くなった丘の上に、こぢんまりとしたログハウスがあった。幻想郷に限らず、力ある者はその力に比例して大きな住居に住むことが多いが、このログハウスは主の実力からすると途方も無く小さかった。
 ログハウスの庭先のガーデンチェアで、風見幽香が小さめに切ったチーズをつまみながらワイングラスを傾けていた。テーブルの上のガラスで出来た水鉢にはカモミールの花が浮いている。
 リグルはその静かな時間を壊さない様に、そして足下の秋桜を踏まない様に、幽香の後方の少し離れた場所に注意深く着地する。いきなり正面に着地するのはスマートではない。
「ごきげんよう幽香さん。良い夜ですね」 
「本当ね。今日は満月だけど、とても静かだわ」
 幽香は背後を振り返らずに答えると、少しだけワインを口に含んだ。許可を得てからテーブルを挟んだ向かいの椅子に腰を下ろしても、幽香の視線は地平線の先まで続く桔梗の絨毯を向いたまま動かない。透き通る様な幽香の肌は、月光を浴びて白磁の様に見えた。
「ここはいつの季節も花で溢れていますね。夏の向日葵も凄かったけど、秋でもこんなにたくさんの花が咲くなんて」
「花の咲かない季節は無いのよ。注意深く見れば、たとえ冬でも咲いている花はあるの。人も動物も、越冬に必死で視界に入ってこないだけ……貴女もいかが?」
 ワインのせいか、幽香はいつもより少しだけ饒舌だった。
 リグルが頷くと、新しいグラスに淡い黄金色のワインが注がれる。白い花を思わせる芳香が、グラスに鼻を近付けなくても漂ってきた。葡萄の品種はおそらくリースリングだろう。
 リグルが軽く口に含むと、上品な酸味の中に蜂蜜に似た甘さが微かに広がり、自然に溜息が漏れる。
「美味しい……」
「そうでしょう? 今年の紅魔館のワインは本当に出来が良いわ。紅魔館をあげて作っているフルボディも良いけれど、門番が趣味で少しだけ作っているその白も、かなりの出来映えよ」
 リグルは幽香の赤い瞳に吸い込まれるような錯覚を憶える。満足そうに目を細める幽香を見て、リグルがぽつりと呟いた。
「……幽香さんはすごいですよね。余裕があるというか。八雲紫さんや西行寺幽々子さんみたいな世界を変えるほどの力がある妖怪にも全く媚びること無く接しているし、ボクみたいな妖精にも対等に口をきいてくれるし……本当に憧れますよ」
「……そんな大したものじゃないわ。別にいつも余裕綽々としている訳じゃないし。今日は良いお酒が手に入ったから、誰かに自慢したかっただけよ」
 リグルは少し驚いた表情の幽香をワインを透かして見た。薄い黄金色のスライドを通して見ても、吸い込まれそうな赤い瞳の魅力は少しも変わらなかった。
 二人はしばらく他愛も無い会話をしながらグラスを傾け、ボトルが空になる頃にリグルがお礼を言って帰って行った。幽香がグラスと空になったワインボトルを持って家に入ろうとすると、屋根の上で青白い布がはためいているのが見えた。首を傾げがら屋根に登ると、チルノが大の字で気持ち良さそうに寝ていた。青いワンピースの数カ所に小さな焦げ跡がある。幻想郷では珍しいことではない。おそらく弾幕勝負に負けてここまで吹き飛ばされてきたのだろう。
「こら、人の家の屋根で勝手に寝ないで頂戴」
「んあー……何だ幽香か……」
「人のことを何だとは失礼ね。貴女が寝ぼけて屋根の上で馬鹿でかい氷柱でも出されたら困るのよ。自分の家に帰るか、せめて私の家の中に入りなさい」
 チルノは上体を起こすと、眠そうに目を擦りながら幽香のスカートの裾を掴む。家に入れてくれということらしい。幽香は腰に手を当てて軽く溜息をついた後、チルノを小脇に抱える様にして屋根から降りて、ログハウスのドアを開けた。
 家の中は少し寒いが、まだ暖炉に火を入れるほどでもない。それに入れたら入れたで、この小さな氷の妖精が暑いと騒ぐだろう。
 寝ぼけ顔のチルノをソファに座らせた後、丁寧にカモミールをメインにブレンドしたハーブティーを淹れる。微かにリンゴの様な香りがポットから漂う。
 カップをチルノに渡すと、小さな手で大事そうに口に運んだ。
「……まずい」
「薬だと思えばいいのよ。満月の日に飲むと昂った気持ちがいくらかマシになるの。で、誰に負けたの?」
 幽香がテーブルを挟んだ向かいのソファにもたれる様に座りながら聞くと、チルノは唇を尖らせて不満そうに口を開いた。
「……また魔理沙に負けたんだよ。あいつパワーだけはあるし、すばしっこいからあたいの攻撃全然当たらないんだ」
「まぁ、天狗には遠く及ばないとはいえ、確かにあのスピードは厄介ではあるわね」
「幽香には全然厄介じゃないだろ。そんなに強いんだし。いくら魔理沙が逃げたって大砲一発じゃないか」
 幽香のティーカップが、薄桃色の唇の直前で止まる。
「……さぁ、どうかしらね」
「幽香はすごいよな。強いスペルカードいっぱい持ってるし。あたいなんて今日のために新しいスペルカード作ってきたのに全然効かなかったよ。でも、次は負けないんだ!」
「……また勝負するの? 次も負けるかもしれないのよ?」
「なら次の次で勝てばいいんだよ! あたいが勝つまでやるんだ! まだスペルカードのアイデアはたくさんあるからね!」
 チルノはカップの中身を一息にあおると、氷の妖精の名前に相応しくない太陽の様な笑顔を幽香に向けた。時折この子の無邪気さが本当に眩しく見える。
「……強いのね、貴女は」
「当たり前だよ! なんたって、あたいは最強だからな!」

(私は最強だから!)

「……ッ!」
 幽香が額を押さえて微かに呻くと、チルノが心配そうに覗き込んだ。
「ど、どうした幽香? 頭痛いのか?」
 幽香は顔を上げずに首を振る。五秒ほど頭を抑えた姿勢のまま静止した後、ゆっくりと顔を上げて、天井を見ながら溜まった息を吐き出した。
「大丈夫……少し目眩がしだけよ……。この時期になると昔のことを思い出して、つい……ね」
 声に出してから、はっとして口元を押さえる。チルノを見ると、心配そうな顔をして首を傾げていた。
 結局その日、チルノは幽香の家に泊まることになった。
 熱い、溶ける、面倒くさいと嫌がるチルノを引きずって一緒に風呂へ入り、チルノのためにソファに毛布を掛けていると不満そうな顔をしたので、一緒のベッドで寝ることにした。
 ベッドに入ってからも、チルノは時々ごそごそと動いてなかなか寝付かなかった。
「眠くないの?」
「うん! 幽香の家に泊まれてワクワクしてるんだ。朝まで起きててもへーきだよ!」
 幽香が「それは勘弁ね」と言うと、チルノが頬を膨らませながら、幽香の胸に腕を回す様に抱き着いてくる。
 柔らかい髪の毛が脇の下に当たって少しくすぐったい。
「じゃあ眠くなる様にお話。お話して。コメディでもホラーでも何でもいいよ」
「あのねぇ……これでも私、危険度極高の友好度最悪で通ってるんだけど……」
 幽香がこめかみを抑えながら、空いている左手で無意識にチルノの髪を撫でると、チルノは猫の様に身を捩らせた。
「まともに声をかけてくるのなんて紫と幽々子と鬼の連中くらいだし、ましてや家まで遊びに来るのなんて貴女とリグルくらいよ。ねぇ、今更だけど……貴女私と会ってて楽しいの?」
「んー……もちろん楽しいけど、なんか近くにいると安心するんだ。懐かし感じがするってリグルも言ってたし」
「……懐かしい?」
「うん。懐かしくて、少しだけ悲しいからまた会いたくなるって……。ねぇ幽香、お話は?」
「ん……じゃあ、少しだけお話してあげる。その代わり、お話を聞いたらちゃんと寝ること。睡眠が不足すると健康に悪いわよ」
「うん、約束する!」
 幽香は覚悟する様に深く息を吸い込むと、チルノから視線を外して天井を向き、ゆっくりと口を開いた。いつもより饒舌になっているのは、ワインと満月のせい。そして、毎年自分をたまらない気持ちにさせるこの季節のせいだ。たぶん、きっと。
「そうね…………昔話をしようかしら」



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腹パンオンリーイベント、腹☆Pa!4のお品書きです。

日時:11月14日/11時〜15時まで
場所:都立産業貿易センター浜松町館
サークル名:Яoom ИumbeR_55
スペースナンバー:14


☆新刊☆
[PARTY PILLS]

・CD-ROM形式での発売となります。
・nnSさんリクエストの短編「n×И」を推敲しPDF化したものと、nnSさん自身による挿絵になります。
・挿絵は6シーン、差分含め9枚となります。
・価格は500円です。
・未成年の方の購入は出来ませんので、ご了承下さい。


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NN サンプル





★既刊★
RESISTANCE CASE:ZION-THE FIRTS REPORT-

・腹☆Pa!2で出させていただいた本の再販です。
・B5サイズ表紙込み28ページ、フルカラー挿絵6枚(キャラ紹介1枚含む)になります。
・価格は500円です。
・未成年の方の購入は出来ませんので、ご了承下さい。



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ではでは、よろしければお越し下さいませ。

NN サンプル




NN-告知用




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HARA☆Pa!4

日時:10月14日(日)11時より
場所:東京都立産業貿易センター浜松町館

とうとう開催まで2週間を切りましたね。
年に2回の超マイナーな大祭、腹パンオンリーイベント!
今回は4回目ということもあり、参加サークル数は過去最多の20!
出品ジャンルも同人誌に留まらない幅の広いイベントになりそうです。

さて、自分はというと今回は腹責め界の大御所、nnS様に協力していただきました。
え? 不釣り合い?
いつものことじゃないですか!
毎回同じこと言ってますが、イラストだけは超一流ですので、よろしければお手に取って下さい。

と、ここまで書きましたが、イベント前後のスケジュールが詰まっていまして、実のところ自分自身が参加できるかまだハッキリしておりません!
最悪東京の友人に売り子を頼んで……と考えておりますが、全員腹パン趣味ゼロなのでどうしようかなと。。。

どのような形であれ作品は出しますので、ご期待下さい。

皆さんご機嫌いかがでしょうか?

今回は告知のみで申し訳ないですが、腹パンオンリーイベントで発売しました

RESISTANCE
CASE:ZION -The First Report-

の販売審査がDL Site様で通りまして、本日(11月8日)中に発売される予定です。
2時前の時点ではまだ発売開始になっておりませんが、おそらく昼くらいには開始されるのではないかと思います。

リンクは右の「STORE」か下記のバナーにございますので、ご希望の方はよろしくお願いします。


〈追記〉
今確認しましたら、12時ちょうどに発売開始されたみたいです。
よろしくお願いいたします。



Яoom ИumbeR_55

Collection_005

「RESISTANCE -case:ZION- The First Report」


腹パンチをメインにした同人誌第3弾「シオン編」、本日より通販開始致します。
冊数に限りがあるため、売り切れの際はご容赦下さい。

下記内容をお読みになり、よろしければご検討下さい。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
・価格
 1300円(送料込み)
・装丁
 オフセット右綴じ28ページ(表紙、フルカラーイラスト含む)
・内容
 「case:ZION」加筆修正版及びカラーイラスト
・イラスト
 DigDug氏による美麗フルカラーイラスト6ページ(腹パンチシーン3枚、うずくまり他3枚)
・お支払い方法
 銀行振込(代金先払いのため、お振込確認後の発送となります)
・ご注文方法
 下記の「必要事項」をご記入の上
 number_55♪livedoor.com(♪を@に変換して下さい)
 までメールを送信して下さい。
 メールを確認後、こちらからお振込口座を記載した確認メールを送信させて頂きます。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「必要事項」
・お名前
・ご住所(郵便番号含む)
・電話番号
・メールアドレス
・お振込名義
・年齢
・ご希望冊数

※注意事項
 18歳未満購入不可
 落丁本等はお取り替え致しますが、「イメージと違った」等自己都合での返品はお断り致します。

では、よろしくお願い致します。



シーンサンプル

ZION sample1 のコピー


ZION sample2 のコピー


BODY 1


BODY 2


BUKKA 1

昨日作れなかった打撃部分のサンプルを公開しますので、ご覧下さい。
打撃シーンは今までに比べ結構エグイ感じになってますので好みが分かれると思いますが、いかがでしょうか?
個人的には手直しを重ねて行く中で満足のいくものが出来たと思います。




BODY 1

真横から……





BUKKA 1

うずくまりシーンからの追い打ち。このシーンは結構手直ししました。
製本版のみの追加シーンです




BODY 2

「連撃と言っても、どこを殴らせるとかありますか?」
「3発同時に胃とレバーと子宮を(即答)」
「??? はぁ……」




カラーページについてですが、今回は責めシーンが5枚と、前回先着で配布したキャラ紹介1枚になります。

どのシーンも見応えがあると思いますので、ご期待下さい!
オマケの小説も是非!(笑)

とうとう腹パンオンリーイベント開催まで1週間を切りましたね!
来週の今頃は前回と同様に、達成感と疲労感とそして大きな満足感を抱えながらブルーマンデーを迎えていることでしょう。

さてさて、本日印刷所より「製本を開始しました」との連絡を受けましたので、今回イベントで出す本について正式に発表させて頂きます。

★腹パンオンリーイベント「HARA★Pa!2」★

スペースNo.10

・Collection_005「RESISTANCE CASE:ZION -The First Report-」
 28ページ(カラーページ6枚含む)
 1000円(イベント限定特価)
 001~030のシリアルナンバー入り(先着30名様限定)

今回はカラーページがいつもより2枚多い6枚になっております。
製本は4枚1セットで行われるのが通常なのですが、印刷所に無理をお願いして製作して頂きました。
カラー8枚分の料金を取られたのはまた別のお話。

さて、今回も前回に引き続きDigDug様に素晴らしい挿絵を作成して頂きました。
少しですがサンプルを掲示しますので、よろしくお願いします。
本当はめり込みやうずくまりシーン等、あと2枚ほど作成したかったのですが、今日はMacが拗ねてしまってるので表情サンプルのみです。





ZION sample1 のコピー






ZION sample2 のコピー






追伸

楽しいイベントの前にこのようなお話をして大変申し訳ありませんが、少し真面目なお話をさせて下さい。
前回のイベント前後に、数名の方が絵師さんに直接コンタクトを取られ、私と絵師さんの間で若干混乱が発生しました。
ご存知の通り私の本の挿絵を描いて頂いている方はいずれもプロフェッショナルな方であり、あくまでも「お仕事」として依頼をしています。決して絵師さんと個人的な趣味(腹パンチ好き)が合致したために書いて頂いている訳ではありません。
イラストを含め本全般に関するご意見やご感想は、全てnumber_55まで頂けますようお願い致します。

作業大詰めといいますか、もう入稿してきました。
現在印刷所にて製本可能かどうかチェックされております。
正直この時間が一番怖い……印刷不可の通知が来たらイベント自体参加出来ませんものね。

ちなみにタイトルは「RESISTANCE CASE:SION -The First Report-」となりました。
以前ご連絡した通り前後編です。ZION編、結構長いです。。。
本の内容等は晴れて製本のGOサインが出たら発表するとして、今はコツコツと当日の展示物を
作成します。レタリング楽しいです。
現在製作中のERROR CODE:AYAのサンプル等もお見せ出来ると思いますので、どうぞお気軽に
お越し下さい。




いつもの感じでサンプル作ってみました。
イベント前にまた数枚UPします。


ZION サムネイル のコピー

Zion_キャラシート のコピー


シオンさんは実際こんな感じらしいです。
いかがでしょうか?(NGワード:誰だよこのビッチ!?)

セパレートメイド服にガーターベルトと反則技使いまくりです。
誰得かって?

俺得です!

どもですー。
一昨日の更新で「RESISTANCE -case:TWINS-」、DL販売申請の報告をさせて頂いたのですが。


既に発売されているみたいです




何と言う仕事の速さ……。
自分も見習いたいものです。



右のカラムにある「Web販売」内のバナーから購入可能ですので、よろしくお願いします。



サンプル2


今回は双子の姉妹、弱気なお姉ちゃんと強気な妹が



サンプル1


これでもかというほどイジめられます。

本日、ご要望の多かった「RESISTANCE -case:TWINS-」のDL販売申請を行いました。
スムーズに行けば週末頃には発売開始されそうですので、今しばらくお待ち下さい。


さて、腹パ2への参加サークルがまた1つ増えましたね!
前回主催のMWB様、今回も素敵な合同誌を届けてくれるのでしょうか?
時間帯が他のイベントと微妙に違うことが気がかりですが、このまま盛り上がって行って欲しい物です。


ではでは〜。





TWINS サムネイル

BellyPunchingSite様主催の「腹パンチ合同誌」が本日より発売を開始されました。

参加されている作家陣も
nnS様
つくすん様
地獄王子様
tyoujiya様
と、垂涎ものの豪華すぎる顔ぶれ!


私は第1回腹パンオンリーイベントで30冊だけ製本した
「RESISTANCE CASE:YUKA」
にて参加しています。
一応ブログでは公開していない書き下ろしですので、オマケとして楽しんで頂ければ嬉しいです。
サンプルはこちら

では、詳しい購入方法等はBellyPunchingSite様にてご確認下さい。

本日審査が通りまして、正式にDL販売スタートとなります。


RESISTANCE

-case:AYA-

DL版

価格:1050円(税込)

内容は同人誌のRESISTANCE -case:AYA-と同じものになりますので、まだお持ちでない方はいかがでしょうか?





※画像クリックでDLsite様の販売ページに飛びます



ちなみに個人的に気になってたジャンルですが、他の方は

シャーさん:鬼畜
コッペパンさん:フェチ・格闘・バイオレンス

number_55:フェチ・汁/液大量・バイオレンス・ぶっかけ


うむ、流石に的を得ていらっしゃる(笑)
密かにジャンル追加リクエストで「腹パンチ」を申請しましたが、どうなるか……。


ではでは、よろしくお願いします。


Яoom ИumbeR_55

Collection_003

「RESISTANCE -case:TWINS-」



腹パンチをメインにした同人誌第2弾「双子編」、予約開始致します。
今回は予約生産形式を取りますので、下記内容をお読みになり、ご検討下さい。


予約期間
 2011年5月9日~2011年5月22日
価格
 1300円(送料込み)
装丁
 オフセット右綴じ28ページ(表紙、フルカラーイラスト含む)
内容
 case:TWINSブログ掲載文章へ加筆修正版(2段刷り本文24ページ)
イラスト
 DigDug氏による美麗フルカラーイラスト4ページ(腹パンチシーン3枚、他1枚)
特典
 1冊ごとのシリアルナンバー付
発送時期
 予約締め切り後の製作になるため、5月下旬~6月上旬の発送を予定しております。
お支払い方法
 銀行振込(代金先払いのため、お振込確認後の発送となります)


ご予約方法
 下記の「必要事項」をご記入の上

 number_55♪livedoor.com(♪を@に変換して下さい)

 までメールを送信して下さい。
 メールを確認後、こちらからお振込口座を記載した確認メールを送信させて頂きます。

「必要事項」
・お名前
・ご住所(郵便番号含む)
・電話番号
・メールアドレス
・お振込名義
・年齢
・ご希望冊数

・注意事項
 18歳未満購入不可(暴力的、性的表現が含まれるため)
 落丁本等はお取り替え致しますが、「イメージと違った」等自己都合での返品はお断り致します。



・サンプルイラスト

サンプル1



サンプル2




サンプル3






双子編を書いている時はずっと「生きることって何だろう?」と漠然と考えていました。
しばしば「人は誰かのために生きる」という内容のストーリーや言葉を耳にしますが、ではその「誰か」が見つからなかった場合は死ぬしか無いのか?
逆に自分が誰かの「誰か」になれなかった場合は?

生きていく上で誰からも必要とされなくなった賤妖と、お互いを必要以上に必要としている双子の対比は、自分で書きながらも色々考えさせられたcaseでした。

では、ご検討の程、よろしくお願い致します。

参加された方、お疲れさまでした!!
腹パンオンリーイベント 「HARA★PA!」
無事に終了致しました。

いや~、楽しかったの一言です。
参加されたサークルの方、一般の方、本当にお疲れさま&ありがとうございました。




とりあえず、記憶が曖昧で時間軸等所々曖昧かもしれませんが、簡単にレポを……

12:00
会場到着。
入場するもまだ誰も来ておらず、荷物を置いてそそくさと逃げ出す。

12:10
覚悟を決めて再入場。
滝汗をかきながら見本誌を提出。
急ピッチで双子編、友香編にシリアルナンバーをスタンプ(かなり汚くなってしまいました、申し訳ありません)。
腹パ参加のサークルさんが入場しだし、テンパりながらも挨拶をする。

12:40
スタンプを押し終わり、トイレへ。
入口の人の多さに驚く。
後ろから「あれ55さんじゃね?」と言われ、焦る。

12:45
入口の人の数は既に黒山の人だかりへ。
シャーさんと「多分ほとんどこっちには来ないですよねー(笑)」と談笑。

13:00
開幕のアナウンスと共に扉が開かれる。
先ほど見えた黒山の人だかりのほとんど全員が一目散にこちらへ向かって来る。
絶句する。

13:10
スタッフさんに「列を2列にして下さい!」と注意される。
綾編完売
テンパリまくってお釣りを間違えたり、双子編のオマケを渡し忘れたりと散々。
すみませんでした。

13:15
スタッフさんに「列を2列にして下さい!」と注意される(2回目)。
記憶が曖昧になる。
友香編、双子編がセットでもの凄い勢いで売れて行く。

13:20
スタッフさんに「列を2列にして下さい!」と注意される(3回目)。
友香編、双子編の当初予定数30冊がほぼ同時に完売
やっと状況に慣れて来る。
未だに行列が続いているため、双子編の通販用に発注していた30冊と友香編の予備を急遽販売する事に。

13:30
行列がやっと落ち着いて来るが、双子編が売れ続ける。
友香編、追加分含め完売
やっと来て頂いた人に話しかける余裕が産まれる。

13:45
双子編ラス1になる。
ここら辺でイラストの展示が全く無い事に気付き、急遽Macに入っていたイラストを展示(?)する。
iPadが欲しくなる。
やっと談笑出来る余裕が産まれる。

14:00
双子編、追加分含め完売
談笑が楽しくなる。
隣でコッペパンさんが描いている紅美鈴を指をくわえて見る。

14:30
談笑談笑。
隣でシャーさんが描いている漫画を指をくわえて見る。

14:00~15:00
ルイさん、燻製ねこさん、Kさん、90式さん、量産型ねこさん、他小説書きの方々、ベテランの方々、一般の方々が話しかけてくれる。
ルイさん、あまりお話し出来なくてすみませんでした。
シリアルナンバー001を購入された方からドリンクの差し入れをいただく。
ありがとうございました。

15:15
まったり談笑。

15:30
閉会。
安心して座り込む。

16:30
ぼちぼち解散モードへ。
主催者の方が
「腹パは今回は7サークルでしたが、再来年は20サークルくらいになってますよ!」
とコメント。「来年は!?」とツッコむ。
夜凪さん、シャーさん、翠蓉君さんとお茶へ、濃ゆーい話で盛り上がる。

18:00
大きな満足感とともに帰路につく。



繰り返しになりますが、本当に「楽しかった」の一言です。
至らない点も多くありましたが、是非、第2回の開催を希望してやみません。
最初は15人も来ればいいかと思ってのんびり構えていましたが、蓋を開ければ大盛況でして、
通販向けに用意した双子編まで完売した時は驚きました。
腹パンもメジャーになった……のか?


では、皆様楽しい夜を(笑)



追伸

コッペパンさん率いるSuicide Blackとリンクさせて頂きました。
これからもよろしくお願いしますね。

はい、とうとう開催前日になってしまいました。
腹パンオンリーイベント、HARA★PA!

前代未聞のこのイベントを自分自身も精一杯楽しみたいと思いますので、来られる方も楽しんでいただければと思います。

さて、印刷所からも発送完了の連絡と送り状の控えをいただき、こちらとしても明日を迎えるだけとなりました。後はトラブルのない事を祈るばかりです。
では、あらためて明日の配布物のご連絡をば……。


★腹パンオンリーイベント「HARA★Pa!」★

スペースNo.04


Collection_001「RESISTANCE -case:AYA-」
 1000円(イベント特価)
 若干数

Collection_002「RESISTANCE -case:YUKA-」
 500円
 30冊

Collection_003「RESISTANCE -case:TWINS-」
 1000円(イベント特価)
 30冊


全部売れても赤字です……。


詳細としては、綾編は10冊程度、友香編と双子編はそれぞれ30冊よりも若干遊びが出来そうです。

ブースは会場の最も奥に位置する「腹パ」スペースの真ん中くらいにいますので、黒い変な格好した奴がいたら多分私です。お気軽に声を掛けて下さい。

ではでは、明日来られる方は会場でお会いしましょう!

いよいよ腹パンオンリーイベントまであと1週間となりました。

たまたまコメントをいただいた方からイベントの存在を知って驚愕&驚喜し、出し物も何も無い中で参加申し込みボタンをポチるあたり、自分らしいというか何も考えてないというか……。

そもそも初めてのイベント参加という以前に、初めてリアルで同好の方々とお会いするので、周りのサークルの方や買いに来てくれた方々とうまく喋れるのかどうか、諸々考えると今から緊張してきますが、個人的には楽しみで仕方ありません。

印刷所からは特に問題無しとの連絡をいただいておりますので、当日に私が急病を患ったり、運送会社のトラブルに見舞われたり、主催者から販売差し止めでも来ない限りは無事に本が私の前のテーブルに並んでいるはずです。

賽は投げられてしまいました。

果たして何人の方とお会い出来るのか、そもそも何人来るのかが全く予想できませんが、当日お会い出来る方はよろしくお願い致します。

さて、では肝心の出し物に付いて、何とか人様にお見せ出来る物が出来上がったと思いますので、紹介させて頂きます(金額はお釣りを考慮した設定となっているため、今回のイベント以外で販売する場合は金額が異なる場合があります)。



Collection_001「RESISTANCE -case:AYA-」
 1000円(イベント特価)
 若干数

 既刊の同人誌第1弾、綾編です。数冊ですがご用意します


Collection_002「RESISTANCE -case:YUKA-」
 500円
 30冊

 書き下ろしの友香編
 16ページ、イラストは無く文章のみです
 会場限定品となり、通販は致しません
 001~030までシリアルナンバー付


Collection_003「RESISTANCE -case:TWINS-」
 1000円(イベント特価)
 30冊
 28ページ、フルカラーイラスト4枚
 001~030までシリアルナンバー付
 今回イラストはDigDug様にお願いしました。由里と由羅を私のイメージそのままに描いて  頂き、責めシーンも大変素晴らしいものになりました。ご期待下さい。


 では、サンプルを少し

サンプル1



サンプル2




サンプル3



うーむ、素晴らしい!

では、当日はよろしくお願い致します。

TWINS サンプル









Яoom ИumbeR_55



Collection:003



RESISTANCE -case:TWINS-





TWINS サンプル1







2011年5月5日


腹パンオンリーイベント「HARA☆Pa!」にて初版を先行発売致します。


サンプルイラスト、価格等は追って報告致します。








TWINS サンプル2








内容はカラーイラスト4ページ(腹責めシーン3枚、他1枚)
総ページ数は綾編より8ページ増えた28ページとなっております。

イベントに間に合う様にこっそりと製作していましたが、サプライズになったでしょうか?

お世話になります。

本日までにお振込確認の連絡をお送りした方には、ただ今クロネコヤマトメール便にて発送致しました。

3日~4日での到着となりますので、今しばらくお待ち下さい。

現在様々な意見がメールやコメントでいただけて、大変ありがたいです。今回初めての製作という事もあり、イラスト化のシーン選別など全て独りよがりになってしまってますので…感想等をいただけたらありがたいです。

では、よろしくお願い致します。

今まで使用してきたデザインが旧式のため新機能が使えず、急遽新デザインに変更しました。

しかし新昨日対応デザインですと本文の横幅が極端に狭くなってしまうので、3カラムを無理矢理2カラムに変更したのですが、見やすさはいかがでしょうか(汗



さて、17日にお振込確認メールを送らせて頂いた方へ同人誌を発送致します。

クロネコヤマトメール便でお送りしますので、到着が大体3日~4日かかります。
また、お振り込みしているのに確認メールが来ていない方も、お手数ですがその旨お伝え下さい。





IMG_0354





この様に普通の茶封筒に入れてお送りします。品名は「書類」です。




IMG_0352






何としてでも入れたかったシリアルナンバー。
諦めかけていましたが、スタンプを手押しする方法で実現しました。



IMG_0355





スタンプ君大活躍です。





そして、意外と多いサインご希望の方!




IMG_0353





こ、こんな感じでいかがでしょうか?(汗

サインなんて書いた事無いので、とりあえずそれっぽくしてみました。。。



最初は10冊くらい売れれば嬉しいなぁと思っていましたが、蓋を開けてみれば結構な数が出ていて嬉しさと驚きで一杯です。明日の発送数が既に10冊を超えてますし。


では、届きましたら感想等いただけたら有難いです。

では、到着まで今しばらくお待ち下さい。

お世話になります。

印刷所が頑張って下さり、本日製本された「RESISTANCE -case:AYA-」が届きました。
印刷の仕上がりも問題なく、既にお振込が確認されている方へは今日中に発送致します。初版日と到着がズレてしまいますが、ご了承下さい。







IMG_0334







胸が熱くなります…。









IMG_0335






本文もイラストのサイズも問題ないです。







IMG_0336







イラストもかなり綺麗に発色しています。
やはりデータで見るよりも紙媒体で見た方が迫力がありますね。

大変お待たせ致しました。

本日印刷所より正式受注と原価の連絡がいただけましたので、



Яoom ИumbeR_55より最初の腹パンチ同人誌


Collection_001


「RESISTANCE -case:AYA-」


本日より受注を開始致します。





装丁:オフセット右綴じ20ページ(表紙、フルカラーイラスト含む)


内容
本文:case:AYA  ブログ掲載文章へ加筆修正版(2段刷り12ページ)
イラスト:美麗フルカラーイラスト4P(腹パンチシーン、ぶっかけシーン)


価格:1300円(送料込み)


支払い方法:銀行振込


発送予定日:2月17日(印刷所の納期の関係で若干前後する可能性有)
※代金先払いのため、お振込確認後の発送となります。


発行冊数:30冊


特典:奥付けに001~030までのシリアルナンバー入り





注意事項

・18歳未満購入不可(暴力的、性的表現が含まれるため)

・落丁本等はお取り替え致しますが、「イメージと違った」等の理由での返品はお断り致します。



販売方法

下記の「必要事項」をご記入の上

number_55♪livedoor.com(♪を@に変換して下さい)

までメールを送信して下さい。

メールを確認後、こちらからお振込口座を記載した確認メールを送信させて頂きます。

2日経っても当方から確認メールが届かなかった場合は、お手数ですがブログのいずれかの記事にコメントにてお知らせ下さい。


「必要事項」

・お名前
・ご住所(郵便番号含む)
・電話番号
・メールアドレス
・お振込名義
・年齢
・ご希望冊数


では、よろしくお願い致します。

ご不明な点がございましたら、コメント欄にてご質問ください。

いよいよ完成間近となってきました。

本日、全シーンのイラストをいただきました。かなりの美麗なイラストとなっており、私自身大変満足しております。

また、印刷所へ発注書と原稿データを入れたメディアを投函してきましたので、後は印刷所との値段や納期の打ち合わせです。先ほど電話で直接話をしましたが、話を聞く限りファイルや原稿には問題が無さそうとのことなので、追加料金が無ければ1冊あたり1200円程度で出来そうです。

とりあえず、やるべきことは全てやったかなと…。

いろいろと紆余曲折ありましたが、もうすぐ「何で世の中に腹パンチ本が無いんだ、無ければ自分が作る」という思いが形になると思うとなんだか感慨深いです。
本が届く前にこんな状態でどうしましょう、届いて実際に本を前にしたら泣くかも(笑)


発注方法などは一応作っておりますが、印刷所からの回答を待ってUPしたいと思いますので、今しばらくお待ちください。


では、サンプルイラストを下記に掲載します。
どのシーンも全体の5分の1程度にカットしています。またサイズ、解像度をかなり落としてあります。同人誌ではもちろん全身、全体を掲載します。




サンプル6








サンプル3





サンプル4





サンプル5










綾にやっと会えた…これからもよろしく。

number_55です。

お待たせしております同人誌ですが、このままスムーズに行けば2月中旬、早ければ13日(日)には発売出来る見込みです。
当初ご案内していた3月までずれ込むことはまず無いと思いますので、よろしくお願い致します。

お値段は皆さんからご意見をいただいた通り、印刷所から見積もりが来てから計算し、申し訳ありませんが原価分のみいただきたいと思います。料金表を見た限り、大体1200円〜1300円になるかと…。





ちなみに現在書いている_LGMの蓮斗の格好は大体こんな感じです↓

服装を文章で表すのって難しいですね。


images



10075933308

number_55です。

昨日の記事に多くの拍手やメールをいただきありがとうございます。

また、試しに自分で拍手ボタンを押してみたらコメント出来る機能があったのですね(汗)

さっき試しに自分で押してみて初めて気付きました。また、応援のコメントありがとうございました。

さて、再び数件質問メールをいただきましたので、回答させていただきます。



・いつ頃とかではなく、詳しい発売日を教えて欲しい。

すみませんが、現段階では2月中旬〜3月中旬としかお答え出来ません。


・同人誌の内容はHPに掲載されている内容と同じか?

基本的に同じですが、加筆修正(細部の修正とシーンの追加)を行っております。


・小説はHPで読むからイラストだけでいい。抱き合わせ商法ではないか?

小説は掲載しているものに加筆修正してあります。イラストのみの分売は出来ません。


・返品は出来るのか?

落丁本などは交換出来ますが、「イメージと違った」等の理由での返品はお断りしています。



他にもご意見をいただきましたが、こちらに掲載すべきではないご意見に関しては個別に返信致しますので、よろしくお願いします。

number_55です。

同人誌について、なにぶん初めての経験のため手際が悪く、ご迷惑をおかけしております。また、早くも数名の方から予約希望やご質問をいただき、ありがとうございます。

その中の多くの方から「もっと情報が欲しい」との意見をいただいております。多数いただいているご質問に対し、今一度現在決定している事項に付いてまとめたいと思います。


・発売時期は?

2月中旬~3月中旬の予定です。

・価格は?

送料込み1000円前後を予定しております。
自分自身高額だと思いますが、原価が既に1000円超えているので悩んでおります。

・販売方法は?どの書店で買えるのか?

発売日が決定次第連絡します。
書店への委託販売はありません。

・イラスト数、ページ数は?

カラーイラスト4ページ、本文13ページの予定です。

・イラストはカラーか?

はい、カラーです。

・何の話が掲載されているのか?

case:AYAです。

・イラストだけ売って欲しい。

申し訳ありませんが不可能です。




多くいただいているご質問は以上です。また何かご質問がありましたらコメント欄にてご質問ください。


また、大体の量を把握したいため、現在購入をお考えの方はお手数ですがトラックバックの右側の「拍手ボタン(手のイラストではなく文字の方)」をクリックしていただけると助かります。

すみませんが、よろしくお願いします。

 IMG_0312









ようやく本文の原稿が完成しました!

あちこちで空白の幅やら文字数、行数を調べて、ベストな状態で印刷をかけたら1発OK!

見事に仕切り線の中に収まっております。

IMG_0314







残りは奥付け、表紙の作成。また調べなくては…。

同人誌用原稿




ちょくちょく進めていた同人誌用の原稿作成が一応完了しました。

Macが縦書きに対応していないという致命的な問題発覚から始まり、ツール探し、B5寸法への直し、誤字脱字の修正、寸法修正、シーン追加等で、本文のみで11ページになる予定です。

また、調べるうちに「B5サイズの小説だと(本が)大き過ぎて読みづらい」との意見が多数あったので、本文を2段刷りに変更しました。

イラストは何とかカラーページ挿入可の印刷所が見つかったので、実際に出来るかどうか相談します。

では、新作の方も平行して進めますので、よろしくお願いします。

13)










綾の腹パンチシーンラフを2枚いただきました。

表情といいアングルといい、素晴らしいとしか言い様の無い……。

製作については正直難航中ですが、幸い帰省中に同人誌製作経験のある友人が相談に乗ってくれるそうです。色々分からないことを聞いて来ます。

「Macで小説」というハンデ、オフセットへの未練、費用など問題はまだまだ多いですが、解決策はきっとあるはずです。このイラストを皆さんに届けるために、もうしばらくお付き合いください。

色々調べ、考えた挙句、オフセット本の作成は問題点が多すぎるため(後ほどまとめて書くかも)、コピー本での作成にほぼ決定しそうです。

 

コピー本と決めたからにはオフセット本で出来ないこともどんどん取り入れて行こうと思います。

 

とりあえず表紙案をいくつか作成。

 

26)


 








Maison Martin Margielaをイメージしたシンプルなタイプライター風の表紙。

 

 

手作り感と大文字の力強さを強調したつもりです。

 

そして「オフセット本では出来ないこと」の1つ。

 

右下にシリアルナンバー

 

 とりあえず初回30部(多過ぎ?)作るとして、001~030まで番号を振ります。先着順で発送し、届いた時に「自分だけのもの」な感じが少しでも伝われば嬉しいです。

色々検討した結果、コピー本での作成が有力になってきました。

インクジェットプリンタでの印刷になるため、イラスト印刷の弱さや劣化等が懸念されますが、少数生産のために通常のオフセット本では出来ないことをを盛り込むことができます。


以下、まとめ


1:Macで「小説メインの」同人誌を製作している(オフセット本の場合)


・Pages(Mac標準のWordソフト)の原稿用紙非対応

・Pagesの縦書き非対応

・Pagesでのデータ入稿不可能


◆対処法

・原稿用紙対応のソフト導入

・Office for Macの導入

・縦書きフリーソフト導入後、オフセット本作成を諦めコピー本に切り替え ← 有力候補


2:オフセット本について

◆利点

・とにかく綺麗

・プロの印刷のため、滲みや劣化が少ない

◆問題点

・細かい指定が難しい(イラストのみカラー指定等)

・MacのWordソフトとの相性が最悪



3:コピー本について


◆利点

・細かい指定が可能

・受注生産が可能

・オフセット本では対応不可能なサービスが可能(シリアルナンバー等)


◆問題点

・インクジェットプリンタしか無く、カラーイラスト印刷が若干不利

・印刷物が劣化しやすい

・作成に時間と手間がかかる

・コストが割高(売れるほど赤字?)




まとめ


コピー本での作成が有力。

オフセット本の場合イラストをモノクロにしなければならないなど制限が多いが、コピー本なら細かい対応が可能。

少数生産のため、シリアルナンバーを入れることが可能。コピー本の手作り感に加え自分だけのもの少数生産のため、少しでも


このブログを始めたときから漠然と思っていたこと

 

「同人誌を作りたい…」

 

とうとう実現に向けて動き出しました。

 

まずはcase:AYAとcase:TWINSを一冊の本にまとめようと思います。


同人誌製作は初めてなので、全くの手探りからの作業。現在印刷業者を調べて廻っていますが、最悪コピー本になるかもしれないですし、1冊も売れないかもしれないですが、とりあえず自分がここまでやってきたという何か証を残したいということで着手しました。
 

素晴らしい協力者も見つかり、現在イラストも鋭意製作中です。
 

まずは次回作と平行しながらcase:AYAとcase:TWINSに大幅加筆修正を加えます。特にcase:AYAに関しては勢いで書いたため自分でもかなり粗が目立つので、現状より結構長くなるかもです。
 

製作状況等は追って報告しますので、よろしくお願いします。





シーン4 イメージ2
 








綾のラフイメージ、これだけでも可愛いですね。 

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